牛乳はダイエットの味方だった!

「牛乳は太るから」、「コレステロールが気になるから」などの理由から牛乳を敬遠する人が増えています。しかし最近になって、牛乳が実はダイエットに効果的な飲み物であることがわかってきたのです。牛乳の新たなる魅力とは・・・?

 

「ごはん+牛乳」の組み合わせで、低インシュリン食に

かつてダイエットの敵はカロリーにあるといわれていました。表1に示したように、牛乳は確かにほかのスポーツ飲料や炭酸飲料に比べるとカロリーは高めです。ところが、昨今話題の低インシュリンダイエットの考え方によると、カロリーだけが肥満の元凶ではないということが明らかになりました。

GI(グリセミック・インデックス)値という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 食事をとったあと血糖値が上がるスピードを食品別に指数にしたもので、GI値が高いと血糖値が上がりやすく、低いと血糖値が上がりにくいということを表しています。ダイエットに成功するかしないかのカギは、実はカロリーよりもこのGI値にあるというのです。ここで「血糖値」が「太る」「痩せる」ということにどう関係しているのか、簡単に説明しておきましょう。

わたしたちの体は血糖値によって「太る」、「痩せる」をつかさどるインシュリンとグルカゴンという2つのホルモンの分泌で調節されています。インシュリンは、GI値の高い食事をとって急激に血糖値が上昇すると分泌され、過剰な糖をぜい肉として体にためこもうとすると同時に、体についた脂肪を分解するのを抑える働きがあります。一方のグルカゴンは血糖値の低い状態のときや体内のインシュリンが少ないときに分泌され、体についた脂肪の分解を促進して痩せる体にしようと働きかけます。つまり太りにくくかつ痩せやすい体にするためには、GI値の低い食事をとって常にインシュリンが少ない状態にしておくということが大切なのです。

身近な飲み物のGI値を表1に紹介しました。牛乳は無糖のコーヒーやお茶類は別として、飲み物のなかではGI値が低く、太りにくい食品といえます。しかも牛乳はGI値が低いだけではありません。穀類の中ではGI値が高いとされている白飯と一緒にとると、ごはんだけのGI値よりも3割以上も低くなり、その値は代表的な低インシュリン食のひとつである玄米並になるというのです。牛乳のこの効果は小麦粉から作られるパスタやパンでも同じように期待でき、牛乳を上手に組み合わせるだけで、いつもの食事を簡単に低インシュリン食に変えることができます。給食の牛乳を「太るから」と残す子どもたちが多いといわれていますが、この点から考えた場合、給食は実はすぐれた低GI食といえるのではないでしょうか。

毎日飲めば肥満防止に!?

最近牛乳に含まれる微量成分、共役リノール酸(植物油に含まれているリノール酸と化学構造が異なる脂肪酸)にさまざまな健康機能があることがわかりました。なかでも一番注目を集めているのが体脂肪減少作用。豚に共役リノール酸を与えた実験では、実際に体脂肪が減ってかわりに体タンパク質が増え、肉量が増したという結果がでています。ただ牛乳に含まれているのは残念ながらごく微量。毎日飲み続けることではじめてその効果が期待できるといわれています。また、この体脂肪減少作用は、ゴマに含まれるセサミンによってその効率がアップするとか。牛乳を飲むときはゴマを一緒にとるようにし、できるだけ有効利用を心がけましょう。

牛乳は食品のなかで最も吸収率の高いカルシウム源として、またアミノ酸バランスに優れた大変質の高いタンパク質源として、わたしたちの健康維持には欠かせない存在です。

また、次々と牛乳成分の生理機能が明らかにされるにともない、牛乳の栄養的な“底力”を感じざるを得ません。 

    ©2011 Nihon Tetra Pak All rights reserved

     

    ニュース | 採用情報 | 技術トレーニング | デザイン | e-ビジネス | お問い合せ | 個人情報取扱基準 | English

    CLOSE
    Skip Navigation Links
    テトラパック ホーム