水は、おいしさよりも機能性で選ぶ
すべての健康・美容法のいろはの「い」は水?
便秘解消、血液サラサラ、ダイエット、脳梗塞・メタボリックシンドローム予防、美肌づくり・・・・。これらに共通している健康・美容法は、1日にたっぷりの水を飲むこと。ある飲料メーカーの調査によると、かつては、おいしいからという理由でミネラルウォーターが飲まれていたのが、最近では、全体の8~9割もの人が、健康、美容のために飲んでいると答えているそうです。ミネラルウォーターには、果たしてどんな効果があるのでしょうか?
酸素水
トップアスリートたちが飲んでいるということで、アイソトニックウォーター以来の画期的な飲料として一躍有名になった酸素水。酸素水とは文字通り、温度と圧力をコントロールして、通常より高濃度の酸素を封じ込めた水のこと。疲労回復、集中力アップ、二日酔い、たばこの害などに効果があると謳われていますが、残念ながら、そのことを証明する具体的な臨床実験データは、今のところ明らかにされていません。
海洋深層水
その名前からしても、神秘のベールに包まれているかのような海洋深層水。海洋深層水とは、太陽の光が全く届かない深海を、表層の海水と交じり合うことなく長い年月をかけて循環している水のこと。60種類以上ものミネラルや微量元素が人体と同じバランスで含まれているため、体に無理なく手軽にミネラルなどを補給できます。現在、アトピーや総コレステロール値を下げる効果が報告されています。
アルカリイオン水
水を電気分解したとき、陰極側に集まる水がアルカリイオン水。電気分解することでカルシウム・カリウムといった主要なミネラルがイオンのかたちになっているため、からだに吸収されやすいという特長があります。今から30数年前に、厚生労働省(当時厚生省)が、アルカリイオン整水器を医療用物質生成器として認可し、さらに消化不良・慢性下痢、胃酸過多、胃腸内の異常発酵に効果があることも認めています。最近では、抗酸化作用があることもわかり研究が進められています。
人間のからだの60~65%を占める水。水はからだの中で、栄養素や老廃物の運搬、体温調節といった生命維持に欠かせない重要な役割を担っています。水を飲むことが、あらゆる健康・美容法に通じるのはそのためです。
人が飲料水として一日に必要とする量は、約1.5リットル。これをコップ一杯ずつ、朝起きたとき、毎食時、入浴時、就寝前とこまめに分けて摂取することが大切です。
ウォーキングなど運動をする方も多いと思われますが、"のどが渇いた"と感じたときはすでに脱水状態に陥っているので、早め早めに水分補給するよう気をつけましょう。また、水分をしっかり補給したほうが、運動後の疲労感は軽減されます。