2025-08-26

日本テトラパック、ロングライフ牛乳を活用し
内閣府等主催「ぼうさいこくたい2025」に初出展

~防災意識が高まる9月、持続可能な備蓄活用術「ローリングストック」を発信~

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(東京都港区、代表取締役社長 ニルス・ホウゴー、以下「日本テトラパック」)は、2025年9月6日(土)・7日(日)に新潟県の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催される「ぼうさいこくたい2025 in 新潟(防災推進国民大会2025)」に初出展します。

防災の日(9月1日)や防災月間に合わせて、災害時の備えとして注目されるロングライフ牛乳の有用性を広く発信し、一般家庭や行政、また学校給食を利用したサステナブルな防災備蓄の促進に向けた啓発活動を行います。

◼️出展の背景

日本では地震や豪雨などの自然災害が頻発しており、災害時には集落の孤立化による、食料をはじめとした物資供給が課題となります。特に災害直後の物流混乱期には、炭水化物中心の食事が続きがちで、タンパク質やカルシウムなどの栄養補給が困難になるケースも少なくありません。

こうした中、日本テトラパックは、長期常温保存が可能で栄養価も高いロングライフ牛乳を、誰もが日常的に無理なく取り入れられる防災備蓄食品として提案しています。ロングライフ牛乳は、普段の食生活に取り入れやすいだけでなく、災害時には調理不要でそのまま飲用できる手軽さから、非常時の栄養補給源として極めて有効です。

家庭・学校・避難所など、あらゆる場面で活用できるロングライフ牛乳の特性を活かし、日常の消費がそのまま備えになる「ローリングストック」という防災習慣を社会全体に広く啓発することで、国民の防災意識を高めることを目指しています。

◼️ロングライフ牛乳(LL牛乳)について

ロングライフ牛乳は、アルミ箔やポリエチレンなどを重ねた高い遮光性・気密性を持つ特殊な紙容器に充填されており、光や酸素の侵入を防ぐことで中身の劣化を抑えます。さらに、アセプティック(無菌)充填技術を用いることで、冷蔵保存せずに長期間の常温保存を可能にしています。

タンパク質やカルシウムなどの栄養を含む牛乳は、非常時の栄養補給にも適しており、ローリングストックにおける備蓄食品として有用です。また、開封後すぐに飲める手軽さも特長で、災害時のような調理が困難な状況でもすぐに摂取できることから、非常食としての注目も高まっています。
参考:https://www.choi-stock-raku.com/long-life-milk/

◼️展示内容

日本テトラパックのブースでは、以下の3点を軸にパネル展示をはじめ、ロングライフ牛乳のサンプリング、チラシ配布等を行います。

1.ロングライフ牛乳のローリングストック活用
農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」にも掲載されている牛乳の備蓄食品としての有効性を紹介。家庭だけでなく学校給食や避難所での活用も提案します。ロングライフ牛乳の特性(冷蔵不要・常温保存可能・開封しやすいパッケージ)を紹介し、日常的に取り入れやすい備蓄食品としての魅力を伝えます。
参考:災害時に備えた食品ストックガイド
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/guidebook-3.pdf

2.災害時における牛乳の栄養価
子どもから高齢者まで親しまれる牛乳は、災害時の心的ストレス軽減や栄養補給に役立つ食品です。調理せずに栄養がとれ、長期で常温保存が可能なロングライフ牛乳の活用例を紹介するパネルを展示します。

3.ロングライフ牛乳の製造技術と環境貢献
アセプティック(無菌)充填技術により、保存料を使用せずに常温で長期保存を可能にした製造技術や、物流効率向上・食品ロス削減への貢献も紹介します。

※プログラムの詳細はこちら:https://bosai-kokutai.jp/2025/p-004/

◼️今後の展望

日本テトラパック株式会社 執行役員マーケティングディレクター 日本・韓国担当 鍜治 葉子
「今回の出展は、飲用牛乳消費拡大支援としての、ロングライフ牛乳の認知拡大を目的とした一連のコミュニケーション活動の一環であり、一般消費者への啓発にとどまらず、行政や教育機関との連携を視野に入れた取り組みです。とくに学校や自治体における防災備蓄の強化や地域防災計画への反映を目指し、今後の協働の可能性を探る場としても位置づけています。また、政府は「ローリングストック」の考え方を国民運動として推奨しており、今回の取り組みはその流れにも沿うものです。日本テトラパックは、長期保存可能な食品を通じた災害対策や、一般家庭、学校給食における更なる防災備蓄の促進を図るとともに、官公庁や自治体との連携可能性を広げ、持続可能な取り組みに発展させていきたいと考えています。」

◼️イベント概要

名称:防災推進国民大会2025(ぼうさいこくたい2025 in 新潟)
日程:2025年9月6日(土)~9月7日(日)
会場:朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
主催:内閣府、防災推進協議会、防災推進国民会議
公式サイト:https://bosai-kokutai.jp/2025/

◼️ぼうさいこくたい2025について

ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)は、内閣府、防災推進協議会、防災推進国民会議が主催する、日本最大級の防災啓発イベントです。第10回となる2025年大会は「語り合い・支え合い~新潟からオールジャパンで進める防災・減災~」をテーマに、新潟県の経験や全国各地の知見を共有しながら、今後の防災・減災に生かす場として開催されます。
イベントには、講演やセッションに加え、体験型ワークショップや展示ブースが設けられ、全国から多様な団体・企業が出展を予定しています。

※本プレスリリースにおいて、全部・一部を問わず、画像の無断転載を禁じます。

◼️テトラパックについて

テトラパックは、1951年にスウェーデンで誕生した食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全で栄養価の高い食品を提供しています。世界中に24,000名以上の従業員を擁するテトラパックは、食品をどこでも安全に入手できるようにすることを約束し、「大切なものを包んでいます (PROTECTS WHAT’S GOOD) ™」というモットーのもと、食品、人々、そして地球を守ります。テトラパックは、テトラパックグループの商標登録です。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト:https://www.tetrapak.com/ja-jp

日本テトラパックは、2025年大阪・関西万博 北欧パビリオンのプラチナスポンサーに就任しました。2025大阪・関西万博では、持続可能な食品包装を通じて、食品ロスの削減や食品安全性の向上を目指すテトラパックの取り組み紹介や、資源循環の促進に向けた協議の機会を設けます。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
特設ページ:https://www.tetrapak.com/ja-jp/campaigns/expo2025

<本リリース及び日本テトラパックに関するお問い合わせ>

広報代理 シェイプウィン株式会社
press-tetrapak@shapewin.co.jp