2015-12-01

サウジアラビアでの変革

プレーンのUHT (Ultra High Temperature: 超高温殺菌) 牛乳のような主要産物を生産する場合、安全性と品質および高度な効率性が非常に重要です。 Saudia Dairy & Foodstuff Company (Sadafco) が新しい革新的なソリューションを常に求めているのはそのためです。 Sadafco はサウジアラビアにおける UHT 牛乳市場の大手メーカーで、Saudia ブランドは国内市場の 55 % を占めています。 「Sadafco が重視しているのは効率です」と、Sadafco 社の生産責任者である Raffael Reinders 氏は述べています。 「常に最新の技術を採用しているため、競争優位性を保つことができます」。

Sadafco 社のテトラ・ブリック アセプティック紙容器

Sadafco 社のテトラ・ブリック® アセプティック紙容器

サウジアラビアでは酪農家が少ないため、Sadafco では還元 UHT 牛乳を製造しています。 粉乳の輸入は生産者にとって大きなコスト負担となるため、その他のコストをいかに抑えるかを常に考える必要があります。 従来のバッチ製造プロセスでは、混合ステーションで水と混合された脱脂粉乳をタンクに送り、殺菌および標準化します。 異なる脂肪含有量の牛乳は、中間タンクに貯蔵されてからUHT (Ultra High Temperature: 超高温殺菌) 処理されます。 このプロセスでは、装置に対する多大の投資が必要で、時間も必要で大幅な製品ロスを避けるのは困難です。 では、このプロセスをシンプルにできればどうでしょうか。 「低温殺菌のステップを排除し、人的要因も取り除くようにしました」と、Reinders 氏は説明します。 格言にもあるように、「いつも同じことをしていれば、いつも同じものしか得られないのです。」

Sadafco 社が加工処理時間を短縮してプロセスを自動化した方法は、お客様の実例「変革をもたらす」 (pdf) をご覧ください