分離によって高品質のお茶を実現する方法
RTDのお茶は急速に成長しているグローバル市場です。消費者が求める高品質のお茶を製造するには効率の良い清澄工程が必要です。
お茶は水に次いで世界で最も消費されている飲料です。世界では毎年500億リットルのすぐに飲めるお茶が販売されています。そして、お茶の世界市場は1年に7 %を超える幅で成長しています。
清澄工程がなければ、パッケージされた液体茶に濁りや容器の底の沈殿物を発生させる小さい凝集体が含まれてしまいます。こうした望ましくない副次的影響を回避するには、パッケージングの前にお茶から凝集体を効果的に除去できる分離処理を行う必要があります。
最初のステップは、お茶を丁寧に処理するセパレーターを使用することです。凝集体をできるだけ大きい状態に保てれば除去スピードが上がるため、清澄工程では丁寧な処理が重要です。テトラパックのセールス&アプリケーションサポートエンジニアのDabin Xieは、工程から空気を排除する密閉式セパレーターがお勧めだと言います。
加工処理中に余分な空気がお茶に混入すると、凝集体が小さく分解されてしまい、除去が難しくなります。「タンクの中でお茶をゆっくりとかき混ぜて、丁寧に分離することが重要です。そうしないと凝集体が壊れてしまい、分離が難しくなります」と、Dabin Xieは説明します。
テトラパック遠心分離機は、密閉型であることに加えて中空スピンドル設計であるため、従来の分離機よりも澄んだお茶をより円滑に製造できます。
密閉環境と中空スピンドルを組み合わせることで、丁寧な処理が可能になり、清澄工程を最大限効率化し、濁りや沈殿物がゼロのお茶という最終目標を達成することができます。
テトラパック遠心分離機の密閉設計はお茶の酸化も防ぐため、上質のRTD茶の製造が可能です。
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