安全性と食品の品質を向上
食品加工処理が停止することは許されません。消費者は調理済み食品にさらなる期待を絶えず寄せています。成功とは、卓越した製品の品質を 365 日 24 時間提供することです。レシピには一貫性と再現性が求められます。混合では、粒子の完全性を維持し、完全な分布を確保することが期待されています。また、製造は安全で衛生的でなければなりません。テトラパックフードプロセッサーは、これらのニーズをすべて満たせるように設計されています。
産業規模のバッチ生産向けに設計された密閉容器システムにより、1 つの堅牢で操作しやすいユニットで加熱、炒め、混合、冷却を完全に制御できます。その結果、本格的でおいしいレシピを毎回確実に製造できるよう、正確なプロセスを設定することができます。
このユニットは、低粘度から高粘度まで、また滑らかなものから固形物を含むものまで幅広く対応します。独自の調合技術により、均一な温度分布と穏やかな処理を実現し、フルーツ片や米粒のようなデリケートな粒子を含む製品の処理に最適です。なお、最大直径 25 mm の固形物の処理に対応しています。
テトラパックフードプロセッサーは、低粘度から高粘度の食品まで、および滑らかな食品から固形物を含む食品まで、調合および加工処理を効率よく行います。次の 2 種類のモデルがあり、特許出願中の革新的な攪拌機とスクレーパーを搭載したテトラパックフードプロセッサー V シリーズ、および水平らせん攪拌機を搭載したテトラパックフードプロセッサー H シリーズをご用意しています。
処理能力
用途
調理済み食品、スープ、ブロス、固形物を含む食品および含まない食品、フルーツ調理品、ジャムとマーマレード、伝統的な料理と各国料理、カレーソースとペースト、ライスプディング、デザート、お菓子
革新的なアジテーター技術
アジテーターは、粘度に影響されることなく容器内のすべての領域を均質に調合します。丁寧な攪拌動作により、一貫した粒子サイズが維持され、焼きつきが防止されます。
密閉式容器の設計
密封式容器のセットアップが完全なレシピ管理を可能にし、フードプロセッサー内の香りを維持して味を最大限引き立てます。この設計は、オペレータの安全と最高の衛生基準を確保します。
「オートシェフ」によるスマートオートメーション
「オートシェフ」はフードプロセッサーの直観的な頭脳です。テトラパック® プラントマスターオートメーションシステムに基づくこの機能は、時間、温度、粘度、その他主要なパラメータの完全なプロセス制御を提供します。最大 800 のレシピを保存できるオートシェフは、同じレシピを完全に再現することができます。また、製造チェーン全体にわたるトレーサビリティとバッチ制御が可能になります。
長持ちするように構築された装置
非常に堅牢なステンレススチールの構造は、長時間の稼働に耐えるよう設計されています。サービスおよびメンテナンスの必要性は低く、ユニットは最小限のサービスで動作します。テトラパック® サービス契約には、納品から 42 か月または試運転から36か月の延長保証が含まれます。
自動 CIP 洗浄
システム全体を CIP 洗浄できます。特別に設計されたフラッシュバリアにより、完全な CIP 洗浄を実行します。同時に、綿密な計算に従って配置された注入可能な CIP 洗浄ノズルが攪拌装置を効果的に洗浄します。ブレンダーには、テトラパック® CIP 洗浄モジュールなどのローカルおよび集中 CIP 洗浄の両方に対応しており、ミキサーを完全に洗浄するための CIP 洗浄プロトコルが組み込まれています。CIP 洗浄のプログラミングは、スペシャリストのニーズに応じてカスタマイズすることもできます。
完全に統合された制御システム
スタンドアロンとラインコントロールセットアップの両方がサポートされています。Allen Bradley または Siemens のローカルプログラマブルロジックコントローラ(PLC)またはヒューマンマシンインターフェイス(HMI)を選択できます。スタンドアロンのセットアップには、ローカル HMI を介した完全な制御とレシピ処理が含まれます。配線済みの機器とコンポーネントは、プラグアンドプレイで接続できるように設計されています。