テトラパック®だけでなく、バリューチェーン全体で気候変動に対する影響を軽減し、ビジネスを成長させながら、2020年の温室効果ガスの排出は2010年レベルを超えないという目標を定めています。
私たちは持続可能な社会に向けて、紙容器の主要素材である森林資源だけではなく、使用する電力に関しても再生可能なエネルギーを活用しています。
100%再生可能な素材でできた紙容器の開発を目指し、FSC認証原紙使用比率の向上とバイオキャップを使用した容器の開発・販売を進めていきます。
テトラパック®は100%再生可能な素材でできた紙容器の開発を目指しています。森林資源は慎重に管理すれば、枯渇させることなく持続的に成長と再生を繰り返すことができます。私たちの最終的な目標は、当社の容器に使用されるすべての木質繊維が、現在FSC®(森林管理協議会:Forest Stewardship Council®)が定めている最高水準に基づく認証を受けた、責任をもって管理された森林から産出されたものになることです。2016年に販売されたFSC®ラベル付きテトラパック容器は約6億個です。
どうぶつほんねマーチ
森に住む動物たちの「本音」をコミカルに描いた動画。
FSC®ラベルについて知ることができます。
2020年までに全世界でテトラパック® の紙容器のリサイクル率を2011年の約2倍、40%にすることを目指しています。
テトラパック®はアルミ付き紙容器もリサイクルできる、高度な技術を持った再生紙・パルプメーカーや洗浄加工事業者、古紙問屋との業務提携を全国規模で展開しています。
家庭で飲用された使用済み紙容器は「開いて洗ってから回収されます。自動販売機などの屋外で飲用されたものは、分別・回収されてから洗浄加工されます。その後、高品質な再生パルプの原料として再生紙工場に送られ、トイレットペーパーなどに生まれ変わります。
使用済み紙容器は、高品質な再生パルプの原料として再生紙工場に送られ、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの家庭用衛生紙にリサイクルされています。使用後の紙容器をリサイクルする場合には、内容物の飲み残しや異物を取り除くため、『開いて、洗って、乾かす』ことが必要ですので、ご協力をお願いします。
またアルミ無し紙容器(牛乳パックなど)だけでなく、アルミ付き紙容器(内側が銀色のもの)もリサイクル可能ですので、合わせてリサイクルご協力をお願いします。
牛乳パックは自治体による地域回収が行われており、スーパー・生協等でも店頭回収を行っているところが全国各地にあります。一方、アルミ付き紙容器(開くと内側が銀色)は、これまで回収拠点があまり多くありませんでしたが、最近は、再生紙工場のリサイクル技術の向上等によって徐々にリサイクルが進み、回収拠点も少しずつ増えてきています。
下記のサイトでお近くのスーパー、生協などでアルミ付き紙容器を回収しているか検索してみてください。アルミ付き紙容器リサイクルのネットワークは全国に広がっています。
どこにお住まいの方にでも、アルミ付き紙容器の回収に参加していただける「テトラパック® リサイクル便」をご紹介します。
回収拠点が近くにないなどの理由からリサイクルされなかった使用済みアルミ付き紙容器を、直接家庭から再生紙メーカーにつなぐことで、リサイクルできる環境を整えることを目的に2008年4月より取り組み始めた、新しいリサイクルルートです。
日本テトラパックは、公益財団法人ベルマーク教育助成財団が推進するベルマーク運動に参加し、社会貢献活動と同時に、環境面においてもテトラパックの紙容器のリサイクルを積極的に推進しています。
日本テトラパックのベルマーク運動は、ベルマークを切り取るのではなく、テトラパックの紙容器そのものを“開いて、洗って、乾かして”送るという方法です。飲み終わった後の牛乳やジュースの紙容器を各学校で集めて、専用回収箱でテトラパック回収センターにお送りください。集めた紙容器の重量に応じて、ベルマーク点数証明書を発行します。テトラパックのマークがついている紙容器がテトラパックのベルマーク運動の対象です。回収時にはマークをご確認の上、ご送付をお願いします。