日本テトラパック、父親や子どもの家事参加を通じて、働く母親を応援するCSRプログラムを展開

- 家庭と仕事の両立に関する意識調査も実施、男女の意識差が明らかに-

食品の加工処理機器及び紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社 (本社:東京都千代田区、社長:クリス・ケネリー、以下、日本テトラパック) は、特定非営利活動法人全国女性会館協議会(理事長:桜井陽子、以下、全国女性会館協議会)と連携し、2012年から働く母親を応援するCSRプログラム「i-cooking」を全国で展開しています。このプログラムは、親子参加型のワークショップを通じて、男性や子どもの家事参画を促し、働く女性の家事・育児と仕事の両立を支援するとともに、家族のクオリティ・オブ・ライフを向上させることを目指しています。加えて、この度、当プログラムに参加した母親および父親を対象に実施した家庭と仕事の両立に関する意識調査結果を発表しました。

女性が活躍できる社会環境の整備に向け、政府・企業において様々な取り組みが進められている一方で、実際には家事・育児の負担が女性に偏りがちであるため、結婚や出産を機に退職したり、仕事との両立に悩む女性も少なくありません。経済協力開発機構(OECD)が実施した調査 によると、日本人女性が家事・育児に費やす無償労働時間は1日平均約3時間45分であるのに対し、日本人男性では1日平均約30分と大変短く、働く女性が増えても男女間の家事負担の差は依然として残っています。

日本テトラパックおよび全国女性会館協議会では、こうした課題解決の一助となるよう、働く母親を持つ子どもやその父親を対象に料理の基本が身につくワークショップと、日頃忙しい母親がマッサージやヨガなどでリラックスできる働く母親対象プログラムを併せた事業を全国で展開し、家族で家事や育児を分担するきっかけ作りに取り組んでいます。2014年度は、全国19カ所のセンターで計21回のワークショップを開催し、働く母親を持つ親子(父親、母親、子ども)合計490名が参加しました。

また、このプログラムに参加した母親および父親を対象に家庭と仕事の両立に関する意識調査(回答者:計234名)を実施したところ、「母親の家事・育児と仕事の両立に重要なことは」という問いに対して、以下の通り、女性と男性の意識の違いが明らかになりました。

​働く母親は父親や子どもの協力より、社会や職場に期待(図表1)

「母親の家事・育児と仕事の両立に重要なことは」という問いに対して、母親の6割以上が、「母親が働きやすいフレキシブルな職場の増加」(66%)、「母親の職場の両立への理解」(64%)をあげ、その割合は「父親の家事参加」(56%)や「子どもの家事参加」(45%)よりも高くなっています。母親は家族に家事・育児への協力を求めるより、職場環境の向上を求める傾向が強いことが明らかになり、家族内の役割分担を最初からあきらめてしまっている女性が少なくないことがうかがえます。

父親の家事参画意識は低くはないが、実行までには現実の壁(図表1、2)

同じ質問に対して父親は、「父親の家事参加」(62%)を第1位にあげて、母親に偏りがちな家事を担う必要性を認識しています。しかしながら、父親の家事時間を尋ねたところ、実際に家事に携わる時間は1時間未満との回答が、平日で約9割、休日で約7割と大勢を占めており、父親のサポートは限定的となっています。

当プログラムに参加した母親と父親を対象に実施したアンケート結果

当プログラムに参加した母親と父親を対象に実施したアンケートでは、全体の95%から当プログラムは母親の家事・育児と仕事の両立支援につながると思うと回答がありました。参加者の母親からは、普段は忙しく、「子どもに料理を教える機会がないものの、料理をしたことで子どもの自信につながったようだ」と子どもの自立や成長を喜ぶ声のほか、「夫の協力以外に子どもにもできることがある」と気づいたとのコメントがありました。加えて、父親からは、「料理の大変さや子どもと料理をする楽しさを実感した」との感想が寄せられるなど、プログラムを通じて家族それぞれの新たな気づきが生まれました。さらに、「プログラムで習ったメニューを父親や子どもが家でも作っている」、「イベント参加以降、家族が家事に積極的に参加してくれるようになった」というフィードバックもあり、当プログラムでの経験が実際に家族で家事・育児を分担するきっかけとなっています。

日本テトラパックおよび全国女性会館協議会では、父親や子どもが家事・育児に積極的に携わることで、母親の家庭と仕事の両立、子どもの自立、家族のクオリティ・オブ・ライフの向上につながると考えています。CSRプログラム「i-cooking」は2015年度も継続して実施し、父親や子どもが食事作りを学ぶことで、家族の一員として家事を分担し、働く母親をサポートするという意識の醸成ときっかけ作りを図ってまいります。

■テトラパック®について
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界170ヶ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界85ヶ国以上に約23,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOODTM)」というモットーは、「食品の安全を支え、世界のどこにあっても人々が安心して利用できるように取り組む」というテトラパックのビジョンを反映しています。

更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
・ウェブサイト:www.tetrapak.com/jp

■Facebookページ
「日本テトラパック ~大切なものを包んでいます~」について
日本テトラパックでは、本CSR活動のイベントレポートや、両立支援、環境、食などに関する情報をFacebookページにて公開しています。Facebookアカウントをお持ちでない方にもご覧いただけます。
URL http://www.facebook.com/TetraPakJapan

■特定非営利活動法人 全国女性会館協議会について
全国女性会館協議会は、全国の男女共同参画センター、女性センター等に関する研修事業、情報事業等を実施し、男女共同参画センター等の事業及び管理運営の充実・発展を図ることにより、男女共同参画社会の形成の促進に寄与します。
URL http://www.j-kaikan.jp/

当プログラムに参加した母親と父親を対象に実施したアンケート結果