デイリーハブ

小規模酪農家を乳製品加工業者と結びつけ、実践的な研修サービスを提供することで、小規模酪農家の酪農生産を可能に。

デイリーハブプロジェクトは、小規模酪農家が生乳生産量、品質、収益性を向上させ、動物福祉にも配慮できるよう支援する共同プロジェクトを通じて、持続可能なバリューチェーン¹の構築を支援しています。

2011年以来、テトラパックは地元の小規模酪農家とテトラパックのお客様を結びつけ、地元で生産された高品質の牛乳の需要に応え、小規模酪農家とその地域社会両方に利益をもたらす支援をしてきました。今後は、デイリーハブプロジェクトの数を増やし、世界中のより多くの小規模酪農家に知識と技術研修を提供し続けることで、デイリーハブプロジェクトの影響力を増幅させることを目指しています。

デイリーハブについて
デイリーハブのストーリー
牛乳の収集を改善

デイリーハブの影響

地元の小規模酪農家の生活を改善し収入を増やすと同時に、高品質の牛乳をお客様にお届けできるよう支援しました。

2011年以来、67,000以上の酪農家がデイリーハブプロジェクトを通じて牛乳を顧客に届けています。
97% が小規模酪農家です。

2011年以降、22のデイリーハブプロジェクトが実施され、うち4件は2022年に新たに実施されました。

Over 1 mio litres of milk and Tetra Pak packages

デイリーハブプロジェクトを通じて1日平均100万リットルの牛乳が収集されています。

テトラパックのFY2022（会計年度2022）サステナビリティレポートの続きを読む⁠

デイリーハブがなぜ重要なのか

国際農場比較ネットワークによると、現在、世界で生産される 9 億 6,000 万トンの牛乳のうち 3 億 7,700万トンが小規模自作農家によって生産されています。

今後10年以内に、牛乳の世界的な需要が供給を追い越し、乳製品業界に大きなプレッシャーがかかるようになります。テトラパックの業界専門知識を活用することで、地元産の高品質の牛乳の長期的な供給を保証し、食品ロスを最小限に抑えることができます。

高品質な牛乳の生産で小規模酪農家を支援

デイリーハブプロジェクトは、地元で生産された高品質な生乳を長期的に安定供給することを目的とした共同の取り組みです。

デイリーハブは、小規模酪農家と選ばれた地域の専属酪農加工業者を結びつけ、テトラパックの国際的な酪農専門家が技術支援とトレーニングを提供します。研修サービスにより、また場合によって適切な冷却インフラや技術を設置することで、地元で生産される高品質の生乳の供給が増加し、小規模酪農家に市場へのアクセスが提供されます。