テトラパック、持続可能性と気候のトップリーダー50に選出

食料は気候問題において非常に重要だが、見過ごされがちな要素でもあります。 世界の食料システムは、世界の温室効果ガス（GHG）排出量の26％を占めています¹。 排出量の8％は食品廃棄物によるものです²。 食品廃棄物を国にたとえると、世界第3位の排出国ということになります。 さらに、COVID-19のパンデミックは、世界の食糧システムの弱点を露呈させました。2050年までに世界の人口が91億人に増加すると見込まれていることから、この弱点はさらに拡大することになります³。

高性能な食品用容器包装は、世界の食糧供給に重要な役割を果たしますが、食糧の確保が地球を犠牲にすることのないよう、持続可能な方法で実施する必要があります。 これがテトラパックが掲げる目的の背景にある考えです。 テトラパックが掲げる「大切なものを包んでいます」という理念のもとに、食品を安全で、どこでも入手できるように取り組みます。食料を守り、人々を守り、地球を守します。 気候変動への影響を最小限に抑えつつ、将来の食糧安全保障に貢献するため、私たちはソリューションのすべてのライフサイクルを視野に入れています。 常に連携した取り組みを実施します。 これが意味することは次の通りです。

• 再生可能素材を最大限に使用し、生物多様性を保護する方法で責任ある調達を実践する
• たとえば、再生可能エネルギーへの転換を加速させ、低炭素加工および包装ソリューションを開発するための投資を強化することによって、バリューチェーンが生み出すものだけでなく、事業活動による炭素影響を最小限に抑える
• 食品廃棄物を削減すると同時に、安全な食品へのアクセスを向上させる。 テトラパックが50年代初頭に食品業界に導入した無菌充填技術は、エネルギーを大量に消費する冷蔵を必要とせず、常温流通と保管を実現します。 
• 積極的なアジェンダの推進による、持続可能なリサイクルのバリューチェーンの展開

Adolfo Orive、テトラパック社長兼CEO 「テトラパック創業時の理念には、『紙容器はコスト以上に節約されるべきである』、というものがありました。 サステイナビリティは、常に私たちのすべての活動の中核を成すものであり、私たちの2030年戦略の基本的な構成要素でもあるため、これまでの取り組みが業界から評価されたことを誇りに思います。」

「持続可能な未来を切り開く旅路において、私たちはすでに大きな前進を遂げています。 しかし、現在の気候危機と潜在的な食糧安全保障の課題により、食品包装業界はその進化における大きな一歩を踏み出す必要があると考えています。 テトラパックの目標は、世界で最も持続可能な食品向け紙容器を提供することです。 つまり、再生可能素材やリサイクル素材から完全に作られ、完全にリサイクル可能で、カーボンニュートラルな紙容器を作ることです。 テトラパックではこれが、食品、人間、そして地球という『大切なものを保護する』唯一の方法だと考えています。」

1. https://ourworldindata.org/food-ghg-emissions

2. 国際連合食糧農業機関、食品廃棄物の量と気候変動

3. http://www.fao.org/news/story/en/item/35571/icode/

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テトラパック
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