スイス、ローザンヌ、2026 年 5 月 20 日 – テトラパックは、受賞歴1のある同社の「自然へのアプローチ」を刷新し、責任ある調達と水の回復に関する取り組みを強化しました。これは、バリューチェーン全体での 2 年間の実施経験を踏まえ、自然に関連する最も重大な影響に対処しつつ、自社の貢献を最大化できる分野に焦点を絞るためです。
2024 年に初めて発表されたテトラパックの「自然へのアプローチ」では、国際的な生物多様性目標に沿って、自然の喪失を阻止・反転させ、生態系を回復させ、世界の水の安全保障を強化するために、バリューチェーン全体での行動を導く 20 以上の目標が定められています。
テトラパックは、その展開を通じて得られたインサイトを反映して、最大の成果を上げることができる分野を優先できるよう、この枠組みに重点的な更新を行いました。これによって、より的を絞ったアプローチが形成され、影響力の大きい原材料、場所、サプライヤー拠点にリソースが向けられるようになると同時に、トレーサビリティ、検証、測定可能な成果に対する期待が明確化されました。「自然へのアプローチ」は今後も、上流、オペレーション、下流、変革というバリューチェーン全体にわたる 4 つの主要な行動領域を中心に構成されますが、テトラパックの環境への影響や依存度が最も高い上流の活動にさらに重点が置かれるようになります。これには、地理情報システムを活用して優先度の高い調達場所が森林破壊のない状態であることを検証することや、水関連の影響が最も大きいサプライヤーにおいて 2030 年までに総取水量を 10% 削減することなど、特定の目標に対する的を絞った見直しが含まれます。
テトラパックの気候・自然担当副社長、Francesca Priora は、今回の更新について次のように述べています。「2 年間の実施を通じて、より明確なインサイトが得られました。テトラパックの『自然へのアプローチ』の刷新は、バリューチェーン全体で影響が得に大きい分野に焦点を当て、より的確な実行へのシフトを反映するものとなっています。
私たちの業界は、将来に向けた持続可能で安全な食品システムを構築するうえで自然に大きく依存しています。次のマイルストーンに向けて進む中で協働は依然として不可欠であり、テトラパックはサプライヤー、お客様、パートナーの皆様と緊密に連携することで主要な生態系を保護し、食品システムの回復力を強化することを目指しています。」
この枠組みには、製品設計とパフォーマンスの向上、より効率的な装置、そして回収、リサイクル、廃棄物管理に対する最適化されたアプローチを通じて、循環型経済への移行を支援する取り組みも含まれています。
WBCSD の気候・自然担当シニアディレクターである Alexander Nick 氏は次のように述べています。「テトラパックの『自然へのアプローチ』の更新は、目標を、バリューチェーン全体におけるより明確な優先事項ならびに行動へと転換しようとする取り組みを反映しています。サステナビリティ分野における相互依存関係を認識し、実施の経験を総括することで、同社は時間の経過とともにアプローチの焦点を強化しています。WBCSD は、見直しと適応を行って、焦点を明確にし、実践から学び、自然の喪失を阻止して逆転させるという世界共通の目標に企業行動を整合させるというこの姿勢を歓迎します。」
更新された「自然へのアプローチ」において明確化された焦点は、2024 年の開始以来得られた実施上のインサイトと具体的な進展に基づいており、以下の内容が含まれます。
報道関係者向けお問い合せ先
テトラパック PR のお問い合せ先:
Henry Stout
テトラパック
Henry.stout@tetrapak.com
1テトラパック、SEAL ビジネス・サステナビリティ・アワード 2025 で環境イニシアティブ賞を受賞 https://www.tetrapak.com/en-gb/about-tetra-pak/news-and-events/newsarchive/tetra-pak-wins-environmental-initiatives-award-at-seal-business-sustainability-awards-2025
2テトラパックの食品包材および食品用途に使用される紙素材で作られた材料および紙を指します。
3テトラパックの FSC ライセンス・コードは FSC™ C014047 です。詳細は www.fsc.org をご覧ください。
4詳細は www.bonsucro.com をご覧ください。
5水に関する影響力の大きいサプライヤー拠点とは、テトラパックの紙容器に使用される紙素材で作られた材料、アルミ箔、ポリマーを供給する拠点のうち、次の基準のいずれかを満たすものと定義されます。a) 拠点が水ストレスの高い地域に位置し、当該カテゴリーの量(単位:トン)の 5% 超を占める場合、または b) 拠点が水ストレスの低い地域に位置し、当該カテゴリーの量(単位:トン)の 10% 超を占める場合。