テトラパックは、生産能力と市場範囲の拡大に取り組む、Euro Techo 社のポリアルのリサイクルを支援
Industrias VEQ に属する、総合的な紙容器のリサイクル業者である Euro Techo 社は、テトラパックの紙容器を原材料として使用し、靴底、ティッシュペーパー、屋根瓦など、様々な持続可能な製品の生産を専門としています。
画像：優れた熱特性および透過性を備えたポリアルの屋根タイル
背景とイニシアチブ – より多くの最終製品を得るための紙容器全体のリサイクル
Euro Techo 社は、テトラパックの紙容器の成分であるポリアル1をリサイクルして、屋根瓦や平板など価値ある最終製品を作ると同時に、生産能力と市場範囲の拡大に取り組みます。テトラパックの支援により、Euro Techo 社はリサイクル事業を転換し、テトラパックの紙容器から再生繊維を 100% 使用した靴底の製造に成功しました。
結果 – より多くの設備、多様な製品範囲
2014 年に 4 台のホットプレスを導入し、紙容器のリサイクルで発生するポリアルを使用して屋根瓦を製造しました。屋根瓦は保温性と通気性に優れているため、メキシコでは養鶏場や養豚場を中心に高い需要がありました。さらに、リサイクルされたポリアルで製造された平板は、建築や家具産業にも応用されました。
画像：Euro Techo 社の屋根瓦
Euro Techo 社のリサイクルへの取り組みと革新的な生産方法が、いくつかの影響をもたらしました。同社は、靴底、ティッシュペーパー、屋根瓦、平板などの製品範囲を拡大し、持続可能なソリューションによって様々な産業に対応できるようになりました。また、同社は 3,000 トンのパッケージ処理能力を備えており、年間 10,500 枚の屋根瓦と平板を生産しています。
将来を見据えて – 継続的な拡大に向けたさらなるコラボレーション
テトラパックは Euro Techo 社と協力し、製品の需要と多用途性を利用して、メキシコの様々な地域に製品を販売促進し、市場での存在感を高めています。
Euro Techo 社は、2 台目の抄紙機を導入して、生産能力とリサイクル能力をさらに強化することを計画しています。テトラパックは、Euro Techo 社の事業範囲をメキシコの他の地域にも広げ地域で持続可能な慣行を育成することを目指して、今後も、同社との協力関係を継続していきます。
1カートンパッケージの非繊維成分はポリアルとして知られ、アセプティック紙容器内の食品内容物を保護するために、酸素と湿気に対するバリアとして使用されるポリオレフィンとアルミニウムの層を指します。
所在地
メキシコ
関係企業
Eurotecho 社
テトラパックのお問い合せ先
Roman Alfredo
