メリット
アイスクリームの包装用テトラパック® マルチレーンラッパー 2200 A2
テトラパック® マルチレーンラッパー A2 は、スティックノベルティ、サンドイッチ、バー、コーンなどのアイスクリーム製品を、複数の平行レーンで、ヒートシールおよびコールドシールの包装材で連続包装するために設計された自己完結型ユニットです。
主なデータ
ホットまたはコールドシール可能な包装材でアイスクリーム製品を連続して包装する自己完結型ユニット
処理能力
1 レーン当たり最大 70 製品/分。
用途
アイスクリームスティック、サンドイッチ、バー、コーン、ウェハースカップなど
ラッピング性能を新たな次元へ
特長
統合されたペーパー・ラック
コンパクトなレイアウトを実現
ペーパー・ラックは外部のラックではなく、装置に取り付けられています。 これにより必要なスペースが低減し、オペレーターによるペーパー・ロールへのアクセスと交換も容易になります。また、摩擦も最小限に抑えられます。 摩擦の低下により、さらに薄いラッピング材の使用も可能になります。
クイック・リリース・ハンドル
さまざまな製品の種類とサイズに対応したラッピングを実現
製品のサイズと形状やラッピング材の幅に応じて、さまざまなペーパー・フォーマーが必要になります。 このユニットにはクイック・リリース・ハンドルが用意されているため、別の製品を製造する場合でも、工具を使わずに簡単にペーパー・フォーマーを交換できます。
個別のフィン・シールドライブおよびシーリング・モジュール
高速で安全な製品の切り替えを実現
このユニットは個別フィン・シールドライブおよびシーリング・モジュールを採用した設計になっており、1 レーン単位でのフィルム掛けを容易に実現できます。 これにより、ラッピング材の無駄を最小限に抑えながら、高速かつ安全な製品の切り替えが可能です。 また、「no-product-no-wrapping」と呼ばれる製品がなければラッピングしない機能と高速なフォト・レジストレーション (「ピクチャ・イン・プレース」ラッピング) も実現できます。
クロス・シーリング＆カッティング・モジュール
信頼性の高いシーリングを確保
このモジュールは、ボックス・モーション・パターンで移動します。つまり、ラッピング材どうしが適切な温度で最適な時間だけ接合され、信頼性の高いシールが形成されます。 また、統合された高速移動するカッターが、シーリング時のジョーの範囲内で包材を切断します。
交換可能なモジュール
装置の高い稼働性に対応
フィンおよびクロス・シーリング・モジュールは、迅速に交換できるように設計されています。また、空気接続および電気接続用の電源出力が用意されています。 モジュールのセットを追加すれば、摩耗した部品の交換が必要になった場合でも、製造を長時間中断することなく、モジュールの 1 つを取り除くことができます。 切り替えにかかる時間は、通常は 10 分程度です。
オプション
ペーパーの破損検出
装置の高い稼働性に対応
ペーパーのリールで破損が発生すると、個別のペーパー・レーンが自動的に停止し、再接続できるようにオペレーターに警告します。 同時に、そのレーンへの製品の搬送を停止し、インフィードの前で自動的に排出することで、製品が積み上がるのを防止します。
各種日付表示オプション
各地域の規制に適応
このユニットは、ドロップ・オン・デマンド型や連続噴射式インクジェット、サーマル・インクジェット、レーザーなど、さまざまな日付表示システムと互換性があります。 日付コードは、ラッパー上で目的の位置に縦方向に印刷されます。
フォト・マーク・レジストレーション
ラッパーに製品を正しく配置
このセンサーにより、製品は印刷されたデザインを基準としてラッパー上で確実に整列されます。そのため、ラインから流れてくる包装済みの各製品は同一の外観になります。 このオプションは、製品上の日付表示の正確な位置を特定する場合にも必要です。
個別のレーン出口
最終製品の品質を確保
ラッパー・アウトレットの個別のレーン出口により、規格外の製品や空又は連結してしまった包装などは、箱詰め工程に搬送せずに除外することができます。 このシステムは特定の規格外製品を自動的に検出しますが、オペレーターが他の問題点を見つけたり、必要であればシステムの判断を無効とすることもできます。
アイスクリームのプロダクトディベロップメントセンター
テトラパックのアイスクリーム PDC では、実際の製造に近い完全な環境で、最新のアイスクリーム加工処理ソリューションを実験できます。
