「顧客パフォーマンスダッシュボードは、データ主導の考え方と継続的改善を発展させるゲームチェンジャーです。」     

テトラパック・ワールドクラス・マニュファクチャリング・コンサルタント

事例の要約

お客様

米国の大規模乳業メーカー。

課題

ライン全体のオペレーションを可視化することで、充填ラインのパフォーマンスに関する問題の原因を把握します。

ソリューション

カスタマイズされたデジタル・プラットフォームにより、製造実績データを自動的に取得し、視覚化する。

結果

  • オペレーターの活性化 - より優れたエンゲージメントとパフォーマンス

  • 工場の高い信頼性

  • 食品加工処理・充填機器から情報を収集する時間を85%削減*

  • 戦略レベルでの事実に基づく意思決定。


*時間の正確な節約割合は、お客様やユーザーによって異なります。

顧客の課題 - オペレーションを可視化し、設備停止の根本原因を特定する。

米国のある大手乳業メーカーが、設備停止によりラインパフォーマンス目標を達成できなかったとき、根本的な原因が充填機器にあるのか、食品加工処理にあるのか判別できませんでした。

関連するデータが手元になければ、ある領域の問題が他の領域に影響を与えているかどうか(あるいはどのように影響を与えているか)、特定できません。 客観的な見解を得るためには、加工機器と充填機器の両方の設備を含むライン全体のオペレーションをさらに可視化する必要がありました。 これができて初めて、設備停止の根本原因を突き止め、改善に向けた確実な対応をすることができます。 

食品加工処理ライン(青いピクセル)

テトラパックのソリューション - 工場全体のオペレーションを可視化したダッシュボード

この乳業メーカーはテトラパックに、工場全体のオペレーションを可視化するダッシュボードの開発支援を依頼しました。 メーカーは、問題の発生箇所をを確認し、将来の問題を特定して解決することで、ラインの効率性を確保したいと考えていました。

テトラパックのオートメーションエンジニアは、この乳業メーカーの加工処理・充填エリアからのデータを取り込み、視覚化するためのカスタマイズされたデジタルプラットフォームの開発に取り掛かりました。

第1段階では、新システムを使用して充填エリアからデータと主要業績評価指標の収集を実施しました。 テトラパックのチームは遠隔でパフォーマンスを監視し、乳業メーカーからのフィードバックに基づいて調整を行いました。 第2段階では、システムを食品加工処理のオペレーションにまで拡張し、すべてがスムーズに機能するまで、テトラパックのエンジニアたちは同様のプロセスを繰り返しました。

乳業メーカーの食品加工処理・充填作業から得た情報は、1つの報告ツールにまとめられ、ツールには、作業スタッフだけでなく、マネージャー、継続的な改善を担うスペシャリスト、保守スーパーバイザー、工場長のニーズを満たすように設計された情報が添えられました。 さらに、異なる工場から得たデータは、同じダッシュボードに統合することができます。

iPadを使用する工場のオペレーター

達成された成果 - 製造実績データへの常時アクセス

新しいダッシュボードを導入したことで、この乳業メーカーは製造実績データにいつでもアクセスできるようになりました。 ユーザーはどこからでもログインでき、リアルタイムで何が起きているかを確認できるだけでなく、過去のデータにもアクセスできます。 たとえば、1日、1週間、1ヶ月単位で何回停止したのか、ラインがどの程度効率よく運用されているのかを把握できます。

この正確な自動生成データに基づいて、ユーザーは問題を特定し、迅速に改善措置をとることができ、その結果、工場の全体的な信頼性が向上します。 データは、手動入力を必要とせずに、設備から直接ストリーミングされるため、エラーのリスクを極めて低く抑えられます。 

コンピューター(青いピクセル)

もう当て推量で作業する必要はありません。 躊躇することはまったくありません。

もはや不明点を抱えたまま作業することはなくなりました。乳業メーカーのオペレーターは自信を持って業務を遂行し、説明責任を果たせるようになりました。 テトラパック・ワールドクラス・マニュファクチャリングの担当コンサルタントによると、このダッシュボードは乳業メーカーの日次管理システムの一部として大いに活躍しており、シフトの引き継ぎにも使用されているとのことです。

移行期間中は、アカウント・マネージメント・チームと 2 名のエンジニアが、乳業メーカーをサポートしました。 ダッシュボードから情報にアクセスできるようになったことも、同メーカーの業務に大きな変化をもたらしました。 あるチームメンバーのコメント:「ダッシュボードの導入前は、何が起こっているのかを判断するには直感に頼ることがほとんどでした。 今はデータにアクセスできるので、直感が正しかったのかどうかをすぐに確認できます。 もう当て推量で作業する必要がありません。 躊躇することはまったくありません。

テトラパックのエンジニアは正しい情報を導き出すことができるため、オペレーターの作業方法の調整を提案できます。 また、パフォーマンスを改善するために、経営陣に対しても戦略的で事実に基づいたアドバイスを提供できます。 

機器の前でiPadを手にしたオペレーター

メリットの概要

  • リアルタイムと過去のオペレーションデータを明確に視覚化

  • 信頼性の高い自動生成データ

  • 時間と場所を問わずアクセス可能

  • オペレーターのパフォーマンスと説明責任が向上


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  • 迅速な問題の検知と解決

  • 工場全体の信頼性向上

  • 複数の工場のデータを統合可能

  • 戦略レベルでの事実に基づく意思決定。


システムを最大限に活用

テトラパック・ブラジルでソリューション・デザイン・スペシャリストを務める Julia Martinez は、パフォーマンスダッシュボードのようなソリューションを導入する前に、必ずお客様と話し合いをしており、これによってお客様の期待値を維持しています。 「ダッシュボードそのものはあくまでも成功へと導く手段であることを明確化することが重要です。 お客様はまた、適切な人材とプロセスを必要としています。これによって説明責任を果たし、得られた洞察情報に基づいて業務を継続的に改善していくことができるのです。」

米国を拠点とする乳業メーカーでは、経営効率を追求するため、継続的改善プログラムを通じて、毎日ダッシュボードから得られる洞察情報に基づいて行動を実践しています。 情報は日々の進捗報告に集約され、社内で共有されます。 Julia は続けて、「お客様とテトラパックが同じデータを共有することで、私たちのチームにより良い支援を提供する力を与えてくれます。」

「パフォーマンスダッシュボードはこの乳業メーカーで成功を収め、今では他の数社にも導入しています。」と述べています。

「新規のお客様にも、同じ手順を踏みます。 まず、お客様に会ってスコープ範囲を確認します。その後でソリューションを実装し、すべてが稼働したら、月額料金でライフサイクルマネジメントに入ります。」