主なデータ
最高に安定した製品品質
- コーンの内側全体を覆うチョコレートの均一な層
- サクサクした食感の維持 – 湿気ったコーンにさようなら
- それぞれのコーンに必要な量のチョコレートを正確に添加
きわめて柔軟性が高くトラブルのないアイスクリームフィラー
- 簡単にラインの生産量を変更 – 調整不要
- 装置やサブユニットの切り替えが容易なため、製品の迅速な切り替えが可能
- 信頼性が高く簡単な操作
製品ロスを最小限に抑えることで大幅なコスト削減
- 廃棄物の削減と全体的な経済性の向上
- 毎回正確な量のチョコレートを添加
- 1 時間あたり最大 9kg のチョコレートを節約
最小の TCO（総所有コスト）で最高度の柔軟性を実現
特長
コーン ディスペンサー
信頼性と効率に優れた供給
このディスペンサーは、使用するコーンの品質があまり高くない場合や、端が折り返されている場合などでも、確実に動作するように設計されています。 コーンは落下するのではなく、スタックから分離されて供給されます。 このように制御された動作によってコーンどうしの貼り付きが防止されるだけでなく、他の一般的な問題も排除されます。
正確なチョコレート スプレーヤー
廃棄物を低減してコストを節約
個別に容量を計測しながら添加を行うため、それぞれのコーンに正確な量のチョコレートが噴霧されます。 水分から保護するのに十分な量のチョコレートでコーンをコーティングしますが、それ以上の量は使いません。 また無気噴霧ノズルにより、チョコレートを均等に分散します。
モジュール式の充填バルブ・システム
さまざまな種類の製品を製造可能
基本的な構成は、2 種類の味のアイスクリームと最大 10mm の添加材料に対応した横並びのフィラーです。 モジュールを追加することで、これら 2 つの味をさまざまな方法で組み合わせることができます。 たとえば同心円や風車模様、渦巻き、中心リプル、外側リプルなどのパターンを、すべて添加材料あり/なしの両方で製造できます。 このフィリング・バルブは、もちろん 1 つの味だけを扱うこともできます。
交換可能なノズル
幅広い充填パターンを容易に製造
充填ノズルは固定されていますが、別の充填パターンで製造する場合は交換します。 たとえば、滑らかな表面、溝付きの表面、渦巻きの表面、ウェーブありの渦巻きなどに対応できます。 また、装飾効果を与えるため、飾り模様を施す複数のノズルも提供されています。
動的な配分
廃棄物の量を抑えた高精度の定量添加を実現
供給されるアイスクリームは、充填に必要な数のレーンに配分されながら撹拌されます。 これを高精度な充填バルブ制御と組み合わせることで、それぞれのコーンやカップに正確な量のアイスクリームが供給されます。標準偏差は 1.5% 未満です。
バック・サクション付きバルブ
品質の問題なく外側がしっとりしたデコレーションを実現
バック・サクション付きの個々のトップ・デコレーション・バルブにより、液だれすることなく、フルーツ・ソースやチョコレートで製品をデコレーションできます。 液体がポンプ・ステーションからバルブに供給され、制御された時間だけノズルで添加されます。 準備が完了すると、汚れを防ぐために最後の一滴はノズルの中に吸い戻されます。
リッド ディスペンサー
高い柔軟性と生産性を実現
吸引カップが縦型のマガジンからリッドを個別に取り出します。 別の種類やサイズのリッドに変更する場合は、吸引カップとマガジンのどちらも迅速かつ容易に交換できます。
コーン・スリーブ・クリンパー
コーンのリッドを所定の位置にロック
ふたがコーン・スリーブ上部の内側に配置されると、リッド・クリンパーが縁に沿って紙を下向きに折りたたみます。 余分な紙は所定の位置にロックされるようにしっかりと押し付けられるため、ふたが緩むリスクはありません。 レーンごとに最適化されたクリンピング・ヘッドが用意されており、ラメラ・インサートと組み合わせることで、正確なリッド・サイズに対応できます。
オプション
交換可能なモジュール
カップ、トップ、絞り出し型チューブの製造を実現
特定のモジュールを追加したり取り外したりすることで、他の製品を製造できるようになります。 たとえばカップやタブ型容器を製造する場合は、コーン・ディスペンサーをカップまたはタブ型容器用のディスペンサーに交換します。 コーン用のクリンピング装置に相当するプレス装置は、ふたを所定の位置にはめ込むために使用します。 その一方、チョコレート・スプレーヤーは不要です。
乾燥材料ドーザー
外側がサクサクのデコレーションを実現
アイスクリームやトッピング・ソースの上に、幅広い乾燥材料を添加できます。 添加量は、レシピから「時間測定式」で調整できます。
プリンター・システム
すべての製品で日付表示を実現
キャリッジ・モジュールにより、プリンター・ヘッドは製品ラメラを横切るように移動するため、動作パターンごとにすべてのレーンを通過することになります。 プリンターには一般的にインクジェット・システムが採用されており、最大 3 レーンでご希望の文字を印刷できます。
ピック＆プレース装置
高速で丁寧な製品の移送に対応
製品をより安全かつ効率的にハードニングトンネルに搬送するため、ベルト式のアウトレット・コンベヤをピック＆プレース装置に対応したものに交換できます。 「ピックアップ」位置と「プレース」位置の製品間の距離の差は、インターフェースの定義時に完全に自由に指定できます。 後端の動きもトレイ・トンネルと同期しているため、製品を確実に丁寧に取り扱います。
ピック＆プレースで製品を移送する場合、通常はコーン製品を 4 x 6 の配列で取り出し、充填機からトレイ・トンネル (押し出し成形ライン) に移動します。 ここで課題となるのは、「ピックアップ」位置と「プレース」位置では、製品間の距離 (ピッチ) が同じではない点です。 そのため、配列では製品間の距離が 1 方向、場合によっては 2 方向に変化することになります。また、そのような移送では、常に相互に近付くように移動します。
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