2022-12-22

日本テトラパック
持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループ
「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」へ加盟

食品パッケージおよび食品加工機器製造業として初

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食品加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:アレハンドロ・カバル、以下、日本テトラパック)は、2022年12月12日、全世界において 2050 年までに温室効果ガス排出量ゼロとする目標を支持し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指す企業グループである「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に、食品パッケージおよび食品加工機器製造業として初めて加盟したことを報告します。

食品業界が占める温室効果ガス排出量は、全体の約3割とも言われています。食品加工、容器包装もその一部であり、食品ロスに関連する排出も約8%と言われています。食品・飲料業界で事業を展開するテトラパックにとって、気候、自然そして生物多様性の健全性ならびに相互関係は極めて重要な課題です。紙容器、無菌充填技術という点において、持続可能性、食品ロスに貢献するだけではなく、食品加工機器を通じてエネルギーや水などの使用量の削減にも貢献することで、気候変動対策に日々取り組んでいます。

このように、テトラパックは2050年までのバリューチェーン全体でのネットゼロ実現という脱炭素目標に強くコミットしており、ネットゼロの先のネイチャーポジティブまでを見据えています。今後、バリューチェーン全体での脱炭素化を進めていくには、個社のみではなく業界・社会全体を巻き込んだ幅広い活動が必要だと考え、JCLPに加盟することを決定しました。

日本テトラパック株式会社のアレハンドロ・カバル社長は次のように述べています。
「食品パッケージおよび食品加工機器製造業として初めて、このような影響力のあるグループの一員となることができ大変嬉しく思います。弊社は2022年10月に創業60周年を迎えましたが、サステナビリティは創業以来の重要な柱です。テトラパック・グループ全体では、脱炭素化をすすめることで気候変動への影響を抑え、2030年までに自社事業の温室効果ガス排出のネットゼロ、2050年までにはバリューチェーン全体でネットゼロを目指しています。気候変動問題への取り組みには業界の枠を超えた企業様との連携が不可欠であるため、JCLP加盟企業様との協業により、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強力に推進して参りたいと思います。」

日本テトラパックは、JCLPへの加盟により、パリ協定と整合する脱炭素化社会の実現を後押しする意思と行動を社会に示し、自社の脱炭素化の実践を通じて、国際的及び地域の持続可能な発展に寄与して参ります。

日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)について
脱炭素社会の実現には産業界が健全な危機感を持ち、積極的な行動を開始すべきであるという認識の下、2009年に日本独自の企業グループとして設立。幅広い業界から日本を代表する企業を含む225社が加盟(2022年12月現在)。加盟企業の売上合計は約130兆円、総電力消費量は約 65Twh(海外を含む参考値・概算値)。脱炭素社会の実現に向け、横浜市との包括連携協定の締結や、国際非営利組織 The Climate Group の ローカルパートナーとして RE100、EV100、EP100 の普及窓口を務めるなど、自治体や海外機関との連携も進める。URL: http://www.japan-clp.jp/

JCLP

テトラパックについて 
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界に約25,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。 

「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)™」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。  ウェブサイト:www.tetrapak.com/ja-jp

<日本テトラパックに関するお問い合わせ>
日本テトラパック 広報サポート エデルマン・ジャパン(今井、後藤、福浦)
MAIL: TetrapakJapan@edelman.com