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2020年11月6日
スイス、ローザンヌ
本日、テトラパックは、世界有数のスイスのテクノロジー企業、Comet 社から eBeam デバイスの開発および製造事業を買収したことを発表しました。
今回の買収により、Comet 社の開発および製造能力が、テトラパックが長年培ってきた食品用容器包装の eBeam 開発とアプリケーション・エンジニアリングと統合されます。 この統合により、持続可能な、より効率的な充填ラインを顧客に提供する能力がさらに向上します。
Laurence Mott、テトラパックの開発&エンジニアリング担当執行副社長は次のように述べています。 「2015年、テトラパックは Comet 社と共同で開発した、低電圧の電子ビームを使用して紙容器を殺菌する世界初の充填機を発売しました。 eBeam の開発と製造を組織内で統合することで、紙容器充填の技術をさらに最適化し、低炭素循環型エコノミー充填機器の製品ラインナップを強化することができます。
この買収は、業界の持続可能性への変革を推進し、お客様の操業費削減、生産能力増強、持続可能性目標の達成を支援するという、テトラパックの戦略的優先事項に沿ったものです。」
eBeam は、制御された電子ビームを包装資材の表面に集束させることで、包装資材が充填機を通過する際に微生物を死滅させる殺菌技術です。 これにより、製造能力が 60% 以上向上し、充填ラインでは1時間当たりで最大40,000のポーションパックを処理できます。 また、環境性能も大幅に向上し、水のリサイクルを簡素化し、エネルギー消費を最大3分の1に抑え、食品廃棄物を削減できます。
Kevin Crofton 氏、Comet Group の CEO は次のように述べています。「私たちは、ebeam ランプ事業に最適な新しい『家』を見つけたことを嬉しく思っています。 このおかげで、RF プラズマ制御と X 線技術におけるテトラパックのコア コンピタンスに人材と資源を集中させることができ、それにより、より安全で、確実、かつ効率的で、持続可能な製造の世界の実現に貢献できます。」
テトラパックは、スイスのフラマットにある現在の拠点で eBeam 機器の開発と製造を継続します。
Jane Jarosz、テトラパック、電話: +39 059898954