テトラパックの歴史

Ruben Rausing 博士

テトラパック創立者


"誰もやっていないことを成し遂げるのは、実際のところ極めて難しい"
Ruben Rausing

Ruben Rausing 博士

テトラパック創立者


"誰もやっていないことを成し遂げるのは、実際のところ極めて難しい"
Ruben Rausing

テトラパック創立者、Ruben Rausing1951 年 スウェーデン・ルンドにて、Ruben Rausing 博士が AB Tetra Pak(エービーテトラパック)社を設立。 当初は Åkerlund & Rausing(オークランド&ラウジング)社の子会社としてのスタートでした。 5 月 18 日、新しい紙容器システムが報道陣に公開され、大いに注目を集めます。

1952 年 9 月、四面体紙容器用のテトラパックの最初の充填機がルンドに拠点を置く乳業会社 Lundaortens Mejeriförening 社に納入されます。 11 月、100ml 紙容器でのクリームの充填包装が開始されています。

機械の最初の納入、1952 年

1953 年 紙容器入りクリームがスウェーデンでますます普及。 スウェーデンのストックホルムに拠点を置く Mjölkcentralen 社が初めて テトラパック® 充填機を設置します。 紙のラミネーションとしては初めてポリエチレンが使用されます。

1954 年 500ml の四面体紙容器に充填包装する最初の充填機が、スウェーデンのストックホルムとエスキルストゥーナに拠点を置く Mjölkcentralen 社に設置されます。 また、テトラパックの充填機が初めてドイツ、ハンブルグの Alster Milchwerk 社に輸出されています。

1956 年 スウェーデンのルンドに設けた新工場敷地内に本社を移転し、現在に至ります。 また、この年に無菌(アセプティック)充填包装システムの研究開発が開始されます。

1957 年 初の 1 リットル紙容器用充填機を、スウェーデンのリンコピングに拠点を置く乳業工場に設置します。

1958 年 四面体の紙容器用充填機、テトラ・クラシック® が拡充され、牛乳および非炭酸飲料向けの 200ml ポーションパックが加わります。

1959 年 テトラ・ブリック® 容器の研究開発を開始されます。

1960 年  スウェーデン国外では初となる包材加工工場がメキシコで始動します。 これにより、紙容器の年間生産能力が 10 億個を超えました。

1961 年 9月 無菌状態の牛乳を無菌充填する最初の充填機がスイスのトゥーンで 行われた記者会見で発表されます。 最初の納入先となったのはソ連です。

1962年 四面体紙容器用パッケージシステムのマーケティングに関する契約を米国の Milliken Corporation 社と締結し、 Milliken Tetra Pak 社が設立されます。そして、米国南カリフォルニアのホワイトストーンで包材工場の建設が始まります。

1963 年 テトラ・ブリック® 容器がスウェーデンのムータラとストックホルムにて相次ぎ発売されます。 この年に紙容器の年間生産能力が 27 億個以上になりました。

1964 年 テトラ・クラッシック® アセプティック充填機が、ヨーロッパ以外では初めてレバノンに設置されます。 これにより、紙容器の年間生産能力が 35 億個を超えました。

1965 年 Åkerlund & Rausing 社が売却されますが、Ruben Rausing 博士は、その子会社 AB Tetra Pak 社を保持します。 また、イタリアのルビエーラの新工場で包材の生産を開始します。 さらに、屋根型容器のテトラ・レックス® 紙容器が発表されています。 この年に紙容器の年間生産能力が 43 億個以上になりました。

1969 年  スウェーデンのフォシュハガ、ドイツのリンブルクの 2 か所で新たに建設された包材加工工場において生産準備が整い、 テトラ・ブリック® アセプティック充填機の最初のシリーズが製造されます。 また、1 リットル紙容器用のテトラ・クラッシック® アセプティック充填機が発表されています。 

1970 年 ドイツのプフングシュタットで新たな開発部門が立ち上げられます。 スペインのアルガンダでは、新たな包材工場が始動しました。

1971 年 日本の御殿場とフランス・ディジョンの 2 か所に新工場が追加され、包材の生産能力が拡大します。

テトラパック容器の合計生産量が 100 億ユニットを超えます。

1972 年 中国で初めてテトラパック® が展示されます。 これは、北京トレードフェアに参加したときのことです。

ケニアのナイロビにトレーニングセンターが開設されます。

1973 年 イタリアのラティーナ工場が包材の生産を開始し、 紙容器の年間生産能力が 110 億個を超えました。

1974 年  オーストラリアで包材加工工場が始動します。

1975 年 たんぱく質の供給に重点を置いた大規模な社会プログラムの一環として、イランと大型契約を結びます。 また、オランダ・モーデイク、スイス・ロモンの 2 か所の新工場で、包材の生産が開始されています。

1976 年 スウェーデンのルンド一帯にある小数の店舗で、テトラキングパッケージシステムの試験販売を実施します。

1977 年 テトラパック® 容器の合計生産量が 200 億ユニットを超えます。

1978 年 乳業界で初めて工場内無人搬送車を導入。 このシステムは、スウェーデンのリンコピングに新設された Arla (アルラ) 社の乳製品製造工場に設置されました。 また、ブラジルのモンテモルで、テトラパック® の包材工場が始動します。

1979 年  テトラ・ブリック® アセプティック充填機を初めて中国に納入します。 また、英国で包材工場が始動しています。 工場の所在地はノースウェールズのレクサムです。 この年に紙容器の年間生産能力が 220 億個を超えました。

1980 年  イタリア・モデナに、充填機の組み立てと最終テストを実施するステーションを建設します。 ポルトガルでは、新たな工場で包材の生産を開始しました。 この年にテトラパック紙容器の合計生産量が 300 億ユニットを超えています。

1981 年  テトラパック・グループの経営機能がスウェーデンのルンドからスイスのローザンヌに移転しました。 また、ドイツのベルリン、日本の西神、シンガポールのジュロンで新工場が始動し、包材の生産能力が増強されています。

1982 年 オフセット印刷の新しい方式を開発しました。

1983 年 8 月 10 日 テトラパック創設者の Ruben Rausing 博士が逝去します。 また、パキスタン、ケニア、フィンランドに新設した包材加工工場で生産が開始されています。 さらに、スウェーデン、ルンドのテトラパックに技術トレーニングスクールを開設しました。これは、お客様の工場から来校したスタッフのトレーニングを目的とした施設です。 このスクールでは、年に 600 人の研修生を受け入れることができます。 この年に紙容器の年間生産能力が 330 億個に達しました。

1984 年  米国のデントンおよびベネズエラの 2 か所で、新たな包材製造工場が始動します。

1985 年 アルゼンチンおよびカナダの 2 か所に、包材製造工場が新設されます。

1986 年 最新のチルド乳製品パッケージシステムの試験販売がベルギーで成功を収めたことを受け、最初のテトラ・トップ® 充填機をスペインに納入します。 この年にテトラパック® 紙容器の合計生産量が 400 億ユニットを超えます。

1987 年  中国の北京で、テトラパック® 包材のターンキー製造工場が始動します。 また、台湾でも新たな包材工場で生産が開始されました。 さらに 12 月にはフィジーでも 2 台の充填機が稼働を開始し、 テトラパック® 充填機が 100 か所の市場に行き渡りました。

1988 年 ウクライナのキエフで包材の生産を開始します。 また、インドおよびトルコの 2 か所で、新たな包材工場が始動します。

1989 年 韓国に新設された包材加工工場で生産を開始します。 また、米国北西部に屋根型紙容器の製造工場を設立します。 これにより、紙容器の年間生産量が 510 億個を超えます。

1990 年 ハンガリーのブダペスト郊外にある包材加工工場の建設予定地で起工式が行われました。これは、テトラパックのジョイント・ベンチャーによって建設される工場です。

1991 年 食品産業、プロセッシング業、農業における世界最大の機械およびプラント設備サプライヤーの 1 つであるアルファラバル社の買収を完了します。 テトラパックアルファラバルグループが誕生します。 また、中国の佛山 (フォーシャン) で新たな包材工場が始動し、 紙容器の年間生産能力が 610 億個以上を記録します。

1993 年 1 月 1 日 テトララバル社を設立します。 テトラパック、テトララバルフード、アルファラバル、アルファラバルアグリの 4 社からなる新しいグループ会社が誕生します。 テトラパック® 容器の合計生産量が 600 億ユニットを超えます。

1995 年  Tebel (ティーベル) MKT 社の買収により、ハード・チーズおよびセミハード・チーズ製造設備が加わり、取扱種目が拡大しました。 ティーベル社は、この分野における世界最大手の製造会社の 1 つで、 テトラパック® 容器の合計生産量が 760 億ユニットを超えます。

1997 年  7 か所に工場を新設したことで、生産能力が飛躍的に拡大します。 新設した各工場の所在地は、中国、コロンビア、インド、イタリア、メキシコ、英国です。 また、新しいパッケージシステムとして、 テトラ・プリズマ® アセプティック、テトラ・ウェッジ® アセプティック、テトラ・フィノ® アセプティックの 3 種類を発売しました。 この年に紙容器の年間生産能力が 820 億個になりました。

1998 年  サウジアラビアのジェッダ近郊で、同一施設内に 2 つの工場を新設します。 1 つの工場では紙容器用の包材を製造し、もう一方の工場ではペットボトルのプリフォームを製造しています。 新しいテトラ・トップ® 容器、テトラ・トップ® 容器 250 ミニ グランドタブを日本で発売します。 新しい紙容器は角が丸みを帯びたスリムな形状で、その大きな開け口は注ぎやすく、容器から直接飲むのも容易です。 この年にテトラパック® 紙容器の生産量が 850 億ユニットを超えます。

1999 年  ブラジルのポンタグロッサに新たな包材製造工場を設立します。 また、パッケージの開け口およびキャップを開発・販売するフランス企業 Novembal(ノベンバル)社を買収しています。

2000 年  全世界における事業について、最初の企業環境報告 (CER) を発行します。 外部機関が、テトラパックの CER を他社の環境報告と比較し、テトラパックを報告内容の優れた企業として評価しています。

2001 年 100 台目となるテトラ・フィノ® アセプティック充填機が 2 月に生産され、中国に納入されました。 また、オーストラリアの Carinthian Milk 社では、再封できるスクリューキャップ付きのテトラ・トップ® 紙容器を導入したことにより、売上高が 20% 増加しています。 この年に Novembal 社がメキシコのメヒカリに新工場を設立し、 紙容器の年間生産能力が 940 億個を超えました。

2002 年  豆乳製品の総合的な加工およびパッケージング・ラインを初めて発売します。 新しいラインは、製品の加工処理および充填包装のすべての工程に対応しています。 9 月には、テトラパックが創立 50 周年を迎えます。

2003 年 テトララバル・グループにとって 3 番目の産業グループとなる Sidel(シデル)社が加わります。同社はプラスチックボトル用の機器の企業として、世界でも最大手の 1 つです。 テトラパックは新しいパッケージシステムのテトラ・リカルト®を発売します。 このシステムでは、包材と包装された製品を同時に殺菌する技術を活用することにより、従来は缶や瓶に詰められていた多くの食品に新たな包装ソリューションを提供できるようになりました。 この年に紙容器の年間生産能力が 1050 億個に達します。

2004 年  チルド製品向けの新たなマシン・プラットフォームとして、 テトラパック® C3/Flex充填機が開発されました。この装置は非常に適応性が高く、異なるボリュームや異なる製品間を簡単に切り替えることができる機能を備えています。 この年、1100 億個以上の紙容器が製造されています。

2005 年 テトラ・サーム・アセプティック・センサを発売。 この装置は、フルーツ系飲料のブレンドと殺菌を行う新技術に基づいています。 また、新たにテトラパック® A1パッケージラインが発表されます。これにより、お客様は競争力のある価格で市場に参入することができます。 この年の紙容器の年間生産能力は 1200 億個を超えました。

2006 年 テトラパック® A1充填機が、世界でもっともコスト効率の高い充填機となります。この装置では、250ml サイズのテトラ・フィノ® アセプティック・パッケージを 1 時間に 9,200 個製造することができます。 また、テトラ・サーム・アセプティック フレックスが、UHT 製品の効率的生産における新たな標準となります。 テトラ・サーム・ラクタ牛乳殺菌機は、全体で最大 12% の省エネ率を実現します。 この年に Tetra Pak紙容器の生産量が 1,290 億ユニットを超えていますが、そのうちの 230 億の紙容器は中国で生産されています。

2007 年 初の FSC(Forest Stewardship Council / 森林管理協会)- のラベル付き紙容器がテトラパックによって英国市場に投入されます。 テトラ・ジェミーナ® アセプティックは、果汁および液体乳製品向けとしては世界で初めての完全なアセプティック性能を持った屋根型容器です。 テトラ・トップ® 容器に初めてスクリューキャップを付けることでワンステップで開封できるようになり、ボトルと同様の機能性を実現しました。

2008 年 UHT 牛乳生産用のテトラ・ラクテンソ・アセプティック・ソリューションが、より少ない原材料からより多くの乳製品を生産できるソリューションとして、性能およびサステイナビリティにおける新たな標準となります。 この年は、1,410 億個以上の紙容器が製造されています。

2009 年 中国のフフホトで新たな包材工場が始動し、中国における乳製品および飲料産業の拡大に対応します。 テトラパックの FSC ラベル付き紙容器は 15 億個以上になりました。

2010 年 テトラパックはスウェーデン森林産業連盟の Climate 賞を受賞します。 カール・フィリップ殿下より Finn Rausing に授与されました。 殿下は受賞の理由を次のように述べています。 「テトラパックの取り組みは、原材料の供給源である森林に対しても責任を示し、 同様の取り組みを推進している組織は世界でも数少ない」 2010 年を通して、85 億を超える FSC ラベルの付いたテトラパック® 紙容器が消費者に届きます。

2011 年 世界初の常温牛乳用紙容器であるテトラ・エベロ® アセプティック容器が発売されます。 すでに成功を収めているチェダーチーズブロック成形機の次世代機として、テトラ・ティーベル・ブロックフォーマーを発売します。この製品により、チーズ製造会社は、環境パフォーマンスの向上、コスト削減、製品ロスの削減を実現できます。 新しい外観のテトラ・ブリック® アセプティック容器エッジが 11 月に発売され、機能性の向上、コストの削減、環境プロファイルの向上に貢献しています。 

2012 年 スウェーデンのルンドにテトラ・リカルト® 容器の食品開発センターがオープンします。 新製品であるテトラ・ブリック® アセプティック 1000 エッジ ライトキャップ 30 は、牛乳、ジュース、ネクター、ワインなどの液体製品向けに世界中で販売されています。 264 億個の FSC ラベル付き紙容器が、世界 37 か国の消費者の手元に届けられています。 

2013 年 FSC ラベル付きのテトラパック® 紙容器で製品を販売する国の数が大幅に増加し、50 か国を超えました。増加率は 40% に達する勢いです。 

2014 年 炭酸飲料の新たな生産能力として、テトラパックは Miteco 社を買収します。 テトラパックのバイオキャップの世界的な出荷は 20 億に達し、2013 年より 81% 増加しています。

2015 年 テトラパックは、完全に植物ベースの素材で作られた世界初の紙容器テトラ・レックス® 容器を発売しました。この容器にはサトウキビ由来の低密度ポリエチレンフィルムと高密度ポリエチレンキャップが使用されています。 テトラパックは Obram S.A. 社を買収します。同社は、ポーランドにあって、東ヨーロッパのチーズ技術ソリューションと装置の大手プロバイダーです。

2016 年 テトラパックは、世界で最も先進的なプラントオートメーションと情報のソリューションであるテトラパック® プラントマスターの新しいバージョンを発表します。これにより、メーカーは、単一の制御とデータ管理システムを通じてプラント全体を管理できるようになりました。 バイオ素材ライトキャップ付きテトラ・ブリック® アセプティック容器 1000 エッジが世界初のアセプティック紙容器として、再生可能性の最高クラスに認証されました。 テトラパックはオランダのチーズモールド大手 Laude 社を買収します。

2017 年 テトラパックは、森林破壊に取り組んだ CDP 森林プログラムにより、これまでの最高のスコアを授与されます。 新しい 2 つのテトラパック® E3 充填機が発売されます。お客様は最高水準の eBeam 滅菌技術を使用して常温およびチルド飲料製品を生産できるようになりました。 新しいテトラ・フィノ® アセプティック容器 100 ウルトラ MiM 紙容器パウチはアイスクリームの新しい革新的ソリューションです。液体を室温で充填および分配して冷凍することができます。 店頭の棚に並べられた FSC ラベル付きのテトラパック紙容器は 3,000 億個を超えました。

2018 年 新しいプラント管理サービスであるテトラパック® プラントセキュアが発表されます。また、大きなサイズの粒がミックスされたスティックアイスクリーム製品を製造する、特許を取得した新設計のテトラパック® エクストルージョンホイールが発売されます。
テトラパックは世界的な資源管理会社 Veolia と協力し、2025 年までに EU 内で収集された使用済み飲料用紙パックの全成分をリサイクルできるようにしました。
5 億以上の植物由来のテトラ・レックス®の​紙容器が納入されています。​

2019 年 世界に通用するチーズ工場がポーランドに設立されました。​ オルシティンにあるこの施設は、ポーランドにおけるテトラパックのチーズ製造ソリューションの能力を倍にするでしょう。
ポルトガルの新しい紙ストローライン:使い捨てプラスチックに関するヨーロッパの規制と、使い捨てプラスチックの使用に対する一般の関心の高まりにより、紙ストローの開発はテトラパックにとって最優先課題となっています
ロシアでの新しい紙容器リサイクルパートナーシップ: テトラパックは、ロシアの段ボール大手メーカーの L-PAK と協力し、使用済みの飲料用紙パックのリサイクルラインを立ち上げました