テトラパックは、ルーベン・ラウジング博士によって設立されました。 博士はスウェーデン、ヘルシンボリ近郊のラウスで生まれました。 博士は、第一次大戦が終わる1918年にストックホルム商科大学を卒業しました。1920年にはニューヨークのコロンビア大学で理学修士を取得しています。
テトラ・クラシックのパッケージデザインのペーパーモデルを見せるルーベン・ラウジング
米国に留学中、ルーベン・ラウジングは初めて「セルフサービス」の店に出会いました。 そこでラウジングは、このスタイルがヨーロッパでも受け入れられ、食品のパッケージの需要が高まるだろうと考えたのです。 1929年、ウォール街で株価が大暴落したことが引き金となって世界大恐慌が始まった年、ラウジングはエリック・オーケルルンドとともに、スウェーデン初の包装専門工場を設立しました。 オーケルルンド&ラウジング(Åkerlund & Rausing)はヨーロッパ最大の包装工場の1つに成長し、牛乳の紙容器の開発に初めて乗り出した企業になりました。
新しい企業は、技術的発明を市場に売り込むことで軌道に乗せることが多いものですが、テトラパックの創立者、ルーベン・ラウジングは、まず市場を研究することから始め、将来的にこの会社が何をできるかについて詳細な計画を立てました。 その後、ラウジングは技術的な要件を調査しました。
1952 年 9 月、四面体紙容器用の最初のテトラパックの充填機が、Lundaortens Mejeriförening 社(Lund Dairy Association)に納入されました。 同年の11月には、1デシリットルの四面体パッケージ入りのクリームの販売が開始されています。
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1952: テトラパックの最初の充填機が納入されました。
ルーベン・ラウジング
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