テトラパックが、小売業者との連携を通して日本における紙容器リサイクルを強化するイニシアチブを先導


日本では、消費者が日用品の買い物途中に便利にリサイクルできるように、小売店の店頭が使用済み紙容器を回収する強力な中継点となっています。 ただし、小売店の店頭での回収量は、チルド紙容器が 50% 以上であるのに対し、アセプティック紙容器の回収はわずか 25% です。
 

背景と取り組み - アセプティック紙容器のリサイクル推進の必要性

テトラパックでは、日本におけるチルド紙容器とアセプティック紙容器のリサイクル率の格差への対応が重要であると判断し、消費者の利便性を確保しながら、両方のタイプの紙容器の回収ネットワークを拡大することに精力的に取り組んできました。

この問題へ積極的に取り組み、小売店やその他の利害関係者と連携することで、テトラパックは、店頭でのアセプティック紙容器の受け入れと回収を増加させることを目指しています。 消費者の利便性というテトラパックの注目点は、これらの取り組みの最前線であり続けます。

小売店前のリサイクルステーション

画像: 紙容器とその他のリサイクル可能な資源の回収ポイント

結果 - 東京とその周辺地域での増加

テトラパックの努力により、東京首都圏の多くの小売業者は現在、紙容器回収ボックスでアセプティック紙容器の回収を受け入れています。 このネットワークの拡大により、日用品の買い物中に消費者がより気軽にアセプティック紙容器のリサイクルができるようになりました。 さらに、全国の 60% に販路を持つ、生協のアセプティック紙容器回収への参加は、こうしたリサイクルへの取り組みが好意的に受け止められ拡大していることを明確に示しています。

今後の展望 - 確立された関係を基にリサイクルを促進

1984 年から長期にわたる、テトラパックの日本における紙容器リサイクルへの関与は、全国規模の包括的な回収インフラの開発に貢献しました。 技術の進歩により、複数のリサイクル業者はあらゆるタイプの紙容器を受け入れることができるようになり、リサイクルプロセスも合理化されました。 製紙業者やリサイクル業者との連携は確実にバリューチェーン全体におよび、リサイクルエコシステムをさらに強化しています。

所在地
日本

テトラパックのお問い合わせ先
Ohmori Yuko