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2014-07-11
スウェーデン、ハッランド地方の Källsjö にある地元の乳製品製造所が現在生産している牛乳は、1 日おきに 2,000 リットル、年間でもおよそ 350,000 リットル程度です。 それでもこの製造所には堅実なビジネス・コンセプトがあり、当社は彼らの成長への野望を実現できるよう全力で支援しています。
Källsjö Dairy の創立者たちが、地元独自の食品を生産するというアイデアについて議論し始めたのはおよそ 10 年前でした。 彼らのオリジナル製品は手作りチーズケーキでした。そして実際に、それぞれの自宅で手作りされました。 このチーズケーキが当初のお客様に喜ばれたことに勢いを得て、2006 年、古い雑貨店の敷地内に Källsjö Dairy が設立されました。 チーズ、牛乳、クリーム、そしてスウェーデンの有名なデザート「kalvdans」 (文字通り「牛のダンス」と訳されます) が、すぐに取扱製品に加わりました。
地元での材料調達は Källsjö にとって重要な原則です。 Källsjö 製品に使用される牛乳はすべて、Egnared と Torsebo にある自社農園から調達し、その他の材料の大半も地元の供給業者から購入しています。 自給規則は Källsjö Dairy にとって重要なもう一つの原則です。 自社の乳製品を充填してパッケージ化するために、Källsjö Dairy は安価な屋根型紙容器充填機をイタリアの企業である Galdi から購入しました。 手始めに、包材はスウェーデンの小さな供給業者から調達しました。
しかし、間もなくお客様から味が少しおかしいと言われるようになりました。 この状況を放置していたら、ビジネスに大きな影響が出ていたでしょう。 そこで 2014 年初め、Källsjö Dairy はテトラパックに助けを求めました。 「私たちは彼らに協力して、この問題をすぐに改善する必要がありました」と、重要顧客マネージャーのマイケル・アリーは述べています。 「小さな地元の乳製品製造業者が顧客の心をつかむチャンスは 1 回しかありません。 その最初の時に牛乳の味がよくなければ、お客様は二度と来なくなるでしょう」 テトラパック は、Källsjö のパッケージの装飾に使用されていた印刷方法の変更を含む包材の切り替えを、約 3 週間で成し遂げました。
生産量がこれほど少ない Källsjö が、なぜ当社にとって興味深いお客様なのでしょうか。「Källsjö は市場に参入したばかりで、その量を年間 300 万パッケージに増大させるという野望を持っています」とマイケルは述べています。 「しかし現在の量でも、私たちは喜んで Källsjö にパッケージを提供いたします。 設立者の方々はこの事業に真剣に取り組んでおり、素晴らしい仕事をしています。テトラパックでは「100 万の 1 つ 1 つに重要な意味がある」と言うことがあります。 これを応用して「パッケージの1 つ 1 つに重要な意味がある」と言いたいと思います」
続きはテトラ・レックス・パッケージング・ソリューションをご覧ください。また、 www.kallsjomejeri.se (スウェーデン語) もご覧ください。