2020-08-07

装置のパフォーマンスを向上させることで、豊富な製品ラインナップでより高く設定した販売需要に応えた飲料メーカー  

LMME(生産ライン機械効率)が 86% から 93% に向上し、ダウンタイムの削減により増産を実現  

このアメリカの飲料メーカーは、ナショナルブランドの契約製造や自社ブランドの製品販売など多角的な事業を展開しています。 この会社では、多数の最小在庫管理単位(SKU)にわたって売上が急成長したため、生産能力の限界に達し始めました。 新しい装置を導入してこの需要の増加に対応する余裕はありません。そのために、LMME(生産ライン機械効率)を向上させ、ダウンタイムを最小限に抑える必要がありました。  

テトラパック® プラントケア契約の活用:装置の基本的なパフォーマンスの改善、オペレーターのスキルの強化  

テトラパック® プラントケア契約が締結され、非常勤のオンサイトエンジニア(OSE)の配属も決まりました。 配属されたOSE は、装置をオプション設定なしの基本的な状態に戻すためのアセスメントを実施しました。さらに、テトラパックメンテナンスシステム(TPMS)に基づき実施するメンテナンス項目を調整し、推奨事項も実施しました。  

その後、この契約は 2 年延長され、契約の対象となるラインが追加されました。契約では LMME(Line Machine Mechanical Efficiency)の性能も保証されました。 テトラパックは、また、オペレーターとラボのスタッフに対する質の高いトレーニングを提供しました。  

お客様とテトラパックの緊密な連携が、これらを実現するうえで中心的な役割を果たしました。 特に、カスタマイズされたトレーニングとコーチングは、メンテナンスの改善と装置のパフォーマンス向上にとって重要です。 

12 か月で達成した成果

  • LMME(生産ライン機械効率)の向上: 86% から 93% へ
  • 装置の稼働時間の改善
  • テトラパックのメンテナンス