2018-07-31
中国

中国の学校における牛乳の安全標準の確立

テトラパックは、中国の学校給食牛乳プログラムに関係する学校で提供される牛乳の安全性を改善する協力的なイニシアチブに参加しています。 中国の乳業協会によると、中国国内の学校給食牛乳プログラムでは約 2000 万人の学校児童に牛乳が提供され、児童の発育に必須の栄養素を与えているとされています。

当社は、この世界最大の人口を擁する国全体で、栄養や安全な牛乳に関する知識を広める支援を着実に行っています。

課題

中国の学校給食牛乳プログラムは、10 年以上の発展の後、牛乳の調達および生産に関する規制基準を体系化しました。 しかし、現在も学校で飲まれる牛乳の安全性の確保には課題があります。 たとえば、学校の職員は、乳糖不耐性、適切な牛乳の保存方法、生徒への牛乳の分配方法、使用済み容器のリサイクル方法について学習する必要があります。

イニシアチブ

テトラパックは、中国の生徒栄養および健康増進団体や乳業団体と共に、"推進モデル校" の特定および認定を行い、近隣の学校と共有可能な実施に関する標準を作成しています。 当社はパートナーと共に、従業員のトレーニング、実施に関する標準、安全に関するプロトコルおよび問題管理、保管、分配、紙容器のリサイクルについて潜在的なモデル校を視察し、評価しています。

価値

このようにして、当社は牛乳の処理に関する高い基準を設けながら、安全で栄養価の高い飲料としての牛乳の知識発展と認知向上を行っています。また、このプログラムは、酪農家が学校や地方自治体と協力して長期的なパートナーシップを築くためのプラットフォームにもなっています。

今後の展望

2017 年、当社は 53 の学校を "推進モデル校" に認定しました。 当社は 2018 年末までに、さらに 50 の学校を認定することを目標にしています。

教室で牛乳を飲む 2 人の中国人の子供たち