2017 年 2 月 22 日
レバノン

レバノンの大手アイスクリームメーカー、Bachir Ice Cream 社との提携

レバノンの Bachir Ice Cream 社にとって、優れたアイスクリームのレシピだけでは商業的に成功するには不十分です。 最適な加工処理技術と、最新の市場トレンドを組み合わせる必要があります。 そのため、同社はテトラパックと提携しています。

Bachir Ice Cream 社のアイスクリームは、豊かな風味と滑らかな舌触りで知られるレバノンを代表するアイスクリームです。 2016 年、同社のアイスクリームビジネスは、80 周年を迎えました。 山岳地帯の Bikfaïya という村からスタートをしたファミリービジネスは、今や全国的に有名な企業に成長し、子どもや孫の世代がそのビジネスを引き継いでいます。

1965 年まで、アイスクリームは Bikfaïya の施設で手作りされていましたが、1980 年にベイルートで 2 つ目の店舗を開店するという大きな展開がありました。 1990 年代には、同社は次の段階にステップアップするため、テトラパックに相談を持ち掛けました。 「新しい工場にはミキシング、均質化、殺菌、冷凍用の最新の機器が導入されました」と Bachir 氏は当時を振り返って述べています。 「これにより、アイスクリームをより安定した品質で製造できるようになったのです。 レバノン中に店舗を展開しました。 大成功でした」。

テトラパックとの 25 年にわたる提携

過去 25 年間、Bachir Ice Cream 社とテトラパックは提携関係にあります。 このコラボレーションは非常に緊密です。 成功を継続させるために、Bachir 家は常に新しい加工処理技術に投資し、新しい市場の動向に関する情報を収集しています。 2016 年、Maurice 氏とその兄弟である Pierre Bachir 氏(研究開発担当マネージャー)は、デンマークのオーフスにあるテトラパックのプロダクトディベロップメントセンターを訪れました。ここはアイスクリームを専門に扱う施設です。 Pierre Bachir 氏が言うように、このセンターは幅広い経験と専門知識を持つ情熱的なアイスクリームの専門家たちによって運営されています。 「たった4 日間の滞在で、素晴らしい学習環境のもと、アイスクリームについて何年分もの経験と幅広い知識を習得できました」と Pierre Bachir 氏は述べています。 食品加工処理の技術とレシピを最適化する方法について学ぶことにより、Bachir Ice Cream 社はビジネスの未来に備えています。

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Bachir Ice Cream 社のショップ、アイスクリームを食べる人たち
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