Speak Up!

4 名の人 - 声を上げる

いじめ、差別、ハラスメントを防止するためのテトラパックのグローバルなキャンペーン「Speak Up!」が 2020 年に始まりました。このキャンペーンは、誰もが敬意を持って扱われ、声を上げることができる多様で包括的な環境を作るためのテトラパックの現在進行中の取り組みの重要な拠り所です。 

このキャンペーンでは、テトラパックの従業員が、他の人たちに悪影響を及ぼす可能性のある考え方や行動を示した声明を掲げるビデオを紹介しています。 多様性は私たちの強みの一部です。テトラパックは、過去に排除され、沈黙させられ、差別されてきたと感じた可能性がある人々の声を取り込みたいと思いました。 

人事部のコミュニケーション ビジネス パートナーである Valerie Cerniglia 氏は、このビデオの制作チームの一員です。 「私たちにとって重要だったことは、このビデオの視聴者に、許容されないことについて見解を改め、強化されたと感じていただくことでした。そうすることで、自身が不当な扱いを受けたと感じたときに声を上げる力が強まるのです。 声明の一部は明白ですが、どちらとも言えないと感じたものもあったかも知れません。これは、自分自身のバックグラウンド、育った文化、そしてあなたを形成してきた経験に大きく左右されます。 何が許容され何が許容されないかについては、今も社会の中で進展を続けています。だからこそ、私たちは線引きすることで、差別、ハラスメント、いじめ行為に対して『絶対に許容しない』というグローバルなアプローチを明確に示したかったのです。」

「企業という印象を与えたくなかったので、従業員の皆さんに志願していただく形式にしました。 確かに、これは会社のポリシーの問題であり、これを誰もがテトラパックのポリシーを理解する必要があります。それでも、テトラパックは、人々が感動を覚え、正しい行為を実践し不正な行為を訴える声を上げる勇気が得られるように、感情的なつながりや共感を育みたいと思いました。」

Amirali Jalili 氏、GMEA のHR カントリーサービスリーダー(Speak Up! キャンペーンのアクティブサポーター): 「戦略はトップから始まるかもしれませんが、それを現実にするのは従業員たちです。 だからこそ、『Speak Up!』キャンペーンは、従業員に何を期待し、職場で差別に遭遇した場合にどのような行動をとれるかを明確にするために非常に重要なのです。」 

「私たちのクラスターで、差別やハラスメント、いじめについて人々が自由に話し合える安全な環境を作りたいと思っています。 多くの問題は、理解不足によって引き起こされます。だからこそ、自分の経験を他者と分かち合うことを奨励することが、効果的な結果をもたらすのです。」

Gisele Gurgel 氏、ビジネス・インサイトと分析ディレクター (Speak Up! ビデオに出演):「私は、新興市場出身の女性としての経験を生かそうと思い、このキャンペーンに参加しました。私たちはみな偏見を持っており、それぞれ異なる文化的な視点を持っていることを学ぶ必要がある、ということを示したいと思ったのです。 おかげで、今、自分が他者に与える影響について意識しています。」

「私はコロラド大学でインクルーシブなリーダーシップについて講座を開始しました。 誰もが評価され、尊重されていると感じられるインクルーシブな企業文化を発展させ、インクルーシブなチームによる恩恵を享受できるよう、自分自身に力を与え、備えたいと思っています。」

Valerie Cerniglia 氏:「このプロジェクトに取り組んだことで、個人的な観点からも専門的な観点からも非常に満足のいく結果となりました。」 特に、ビデオ出演に志願してくれた人が多かったのには心強さを感じました。私たちが正しいことをし、前向きな変化をサポートしようという意欲があることを実感できました。

Bruce Mackimmie 氏、サプライチェーン業務のクラスターリーダー、アメリカ (Speak Up! ビデオに出演):「私はビデオに少ししか出演しませんでしたが、それほどよく知らない人たちからも、相談をためらっていた問題について、話し合う機会が得られました。 私は、彼らが懸念を口にすることで不当な扱いを受けることなく、キャリアにも影響しないという安心感を与えることができました。 このようなポジティブな結果を直接体験できて、本当に嬉しく思いました。

「どんな人にも、どんな会社にも、見えない偏見があるものです。私たちはリーダーとして、積極的な取り組みを続け、このような会話をしても安全で、全員が互いに学び合えるような、オープンな文化を作る必要があります。」

Marcus Fattor 氏、市場の持続可能性マネージャー、ブラジル (Speak Up! ビデオに出演):「このキャンペーンに参加できて本当に良かったです。この重要な問題について話し合う良いきっかけとなりました。 人々が発言権を感じられない場合、企業はその意見を失い、議論を狭めることになります。 私たちは対話を広げ、対話に参加していない人の声を取り込む必要があります。」

「英語以外の言語でのローカルバージョンのビデオがあると良いと思います。 地域によって、これらの問題に対する理解度は異なります。今後、この問題に取り組んでいけたらと思います。」

Sharon Bowker、インターナル・コミュニケーション業務担当(Speak Up! ビデオに出演):「このビデオは非常に重要だと思いました。 私は他の多くの同僚とは年齢も違えば、目に見える身体障碍もあり、LGBTQ です。現在の職場環境では、自分の意見を尊重してもらっていると感じてはいますが、それがすべての人にとってそうではないことはよくわかっています。」

 「あらゆる、『学びの瞬間』が貴重であると感じています。 このビデオはこれらすべてを力強くまとめています。でも、私たちは日々、自分自身をオープンにし、他者を受け入れることで、違いがあったとしても、正しい行動をとることができるのです。」