テトラ・リカルト®で受託包装するメリット
メーカー、お客様製品のオーナー、小売業者、消費者に向けて、受託包装はバリューチェーン全体のメリットを提供します。テトラ・リカルト® は受託包装の分野で仲介役となり、パートナー企業にダイナミックに成長するこの分野での新たなビジネスチャンスを生み出しています。
受託包装は食品産業で急速に成長し、そのメリットを理解する業界関係者たちが増えるなか、2 倍の規模に成長すると見込まれています。コパッキングまたは契約生産としても知られる受託包装は、小売業者やブランドオーナーに製品イノベーションの柔軟性と機会を提供し、製造業者は資本的な設備投資に対して最大の利益を得ることができます。
テトラ・リカルトは食品用容器包装と加工機器メーカーのテトラパックが 2003 年に販売を開始した製品で、缶やガラス瓶の代替品としてメーカーや小売業者だけでなく、消費者にも人気があります。レトルト可能な紙容器は、トマトや野菜ベースの食品、スープ、ソース、さらにはペットフードを充填することができます。開けやすく、取り扱いも簡単です。FSC™ 認定の持続可能な資源が使用され、使用後にリサイクルが可能なため環境に優しい製品として強くアピールできます。
4 大陸の 50 以上の市場で 150 を超えるブランドが製造されるテトラ・リカルトは、グローバルな存在感、経験、専門技術、およびネットワークを備え、バリューチェーン全体でグローバルマーケットにおける受託包装の機会が活用できます。「テトラパックは目標達成を支援する仲介役です」とテトラ・リカルトのリテイルマネージャーのThomas Leth は述べています。「小売業者やブランドオーナー、メーカーに新たなビジネスのアイデアを提供して、そのフォローアップとして関連のコンタクト先と専門技術を提供します。それが成功してビジネスが拡大すると、テトラパックのビジネスも拡大することになります。ですから、これ以上にうれしいことはありません」
最大の投資利益率
テトラ・リカルトの営業および技術サポート担当ディレクターであるピーター・アービットソンによると、食品の生産と包装を小売業者や他のブランドオーナー向けに手がけるメーカーにとって、受託包装には複数のメリットがあります。「メーカーは、充填ラインに投資して幾つかのブランドや小売業者から生産を受託すると、経営を安定させることが維持できます」と述べています。「つまり、投資した装置は有効に活用できなければなりません。受託包装はそれを可能にして最大の投資効果を得ることができます。」
テトラ・リカルトの受託包装には物流面でのメリットもあります。たとえば、充填されていないテトラ・リカルトの空の紙容器は、空の缶に比べて 9 倍の量をトラックに積むことができます。「輸送に必要なスペースが少なくなるため、大幅なコスト削減が見込めます」とアービッドソンは続けて説明します。
テトラ・リカルト容器の受託包装によるメーカーのもう一つのメリットは差別化です。「テトラ・リカルトのラインを所有するメーカーは、たとえば缶だけのラインを所有するメーカーよりも、受託包装者として市場での優位性があります」と Arvidsson は説明します。
イノベーションを促進する柔軟なソリューション
ブランドオーナーと小売業者にとっても、テトラ・リカルトのパッケージングソリューションで受託包装するメリットはたくさんあります。主なメリットは柔軟性です。「大きな資本を投資しなくても、新しい紙容器コンセプト、新しい製造に移行できます」とLethは指摘します。「通常、投資から 1 年ほどで製品が商品棚に並ぶようになりますが、受託包装ではすぐに決断して新しいコンセプトをテストし、後で独自の生産を行うかどうかを判断できます。」
テトラ・リカルトのフードラボでは、新しいレシピやコンセプトをテストし、専門技術やサポートを提供しています。フードラボで、新製品の小規模なバッチを評価すると、最短で数か月後に製品販売を開始できます。
テトラ・リカルト容器による受託包装では、小売業者やブランドオーナーは、野菜、豆、トマトなどの商品化された製品でさらにイノベーションを促進できます。「市場で新製品を新たな方法で発表するなど、缶などの従来の紙容器では難しい、市場での新製品を新しいアピール方法で披露することができるのです」と Leth は付け加えました。「消費者は革新的な紙容器で新しく新鮮な製品を入手できます。ブランドオーナーと小売業者は、受託包装によってこれまでにない方法で様々なカテゴリーをリニューアルできます」
小売業者はメーカーと同じ物流でのメリットを享受できます。パレットに積める紙容器の数は缶と比較して約 20% 多く、商品棚では省スペースで店舗での処理時間を減らすことができます。「コストを劇的に削減するので利益率が高くなります」とLeth は指摘します。
さらなる成長と機会
受託包装の市場は力強い成長を見せています。受託包装は今日、テトラ・リカルトのビジネスの約半分を担うまでに拡大し、ヨーロッパ市場全体で 2020 年までに規模が倍になると各種の報告は予測しています。「新たなチャンスがたくさんある、常に成長している市場と見なしています」とArvidsson は述べています。「大手の小売業者が成功すると、他の小売業者もその成功を見て追随するため、軌道に乗り始めています。市場では今後本格化するはずで、関心を集めています」
レスによると、すでに採用しているブランドオーナーや小売業者は、受託包装する製品のカテゴリーを 1 つから 2 つへ、そして 2 つから 3 つへと拡大しています。「また、受託包装を請け負う会社でも 1 つ目のラインから 2 つ目のラインへと投資しています。ですから、小売業者もメーカーも軌道に乗り始めています。」
受託包装の可能性に関心がありながら、最初の一歩を踏み出すことに躊躇している場合はテトラ・リカルトにご相談ください。「チャンスを見極め、テトラパックの専門技術でサポートします」と Arvidsson は述べています。「世界中で何が起きているのか、成功例や失敗例を把握しています。バリューチェーンのすべての段階で受託包装が成功するように支援することができます。」
概要
テトラ・リカルト® レトルト対応紙容器 * 商品棚での優れたインパクトと宣伝効果
- 商品棚で最大 40% のスペースを節約
- 四角い形状で軽量なため、効率的なハンドリングと輸送を実現。缶と比較し 18% 多い量の紙容器をパレットに搭載。
- 便利 - 開けやすく、保管とリサイクルが簡単
- 200 ml から 500 ml の容量で提供
- FSC™ 認証の板紙で製造
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