テトラパックの無菌充填技術における数十年の経験を活かし、テトラパックは、お客様の液体食品や飲料の味、外観、食感、製品の品質を6ヶ月以上にわたって長期保存するために支援できます。 テトラパックの容器包装ソリューションは、無菌加工処理と組み合わせることで、ビジネスにおける食品の安全性を高い水準で実現すると同時に、廃棄物を削減することができます。 冷蔵や添加物が不要な無菌紙容器充填技術により、非常に効率的で費用対効果の高い輸送チェーンを実現し、より遠隔の消費者にも届けらることができるようになります。
テトラパックでは 7 種類の無菌紙容器充填システムを提供しているため、お客様の製品に適した魅力的で実用的なオプションを簡単に選択できる上、消費者にもアピールすることができます。
安全で 6 ヶ月以上常温保存できる食品を実現するためには、充填前に食品用容器包装と製品の両方を殺菌する必要があります。 これを実現するには 2 つの方法があります。
無菌充填のオプションのひとつは、平らで成形されていない紙容器充填材を過酸化水素槽に通すことです。 ここでは、濃度 30% の過酸化水素を 70℃ で 6 秒間加熱処理します。 その後、加圧ローラーや熱風で紙容器充填材から過酸化水素を除去します。
テトラパックの eBeam テクノロジーは、紙容器を滅菌処理するもう一つの方法です。 この場合、2台の eBeam ランプが製造工程全体で紙容器充填の内側と外側を滅菌します。 電子放出により、過酸化水素システムと同等の滅菌性能が保証されます。
汚染を防ぐため、紙容器充填前および紙容器充填処理中の充填・密封機器も滅菌されていなければなりません。 これは、熱風と蒸気の使用や、熱処理と化学滅菌を組み合わせることで実現できます。