主なデータ
テトラパック® アイスクリームロボットフィラー M1 は高度な半自動ユニットで、アイスクリームタブ製品を職人のように柔軟なパターンで 12 リットルまで充填
処理能力
1 時間あたり最大 2,400 リットルの製品 / 1 分あたり 12 ユニット
用途
アイスクリーム、アイスキャンデー、ソルベ、シャーベット、および植物由来のフローズンデザート（添加材料あり/なし、およびリップル効果（そのどちらか一方）にも対応）
非常に高度な柔軟性と人間工学
特長
ロボット充填アーム
自動的に制御される充填ノズルの動き
ロボット充填アームは、水平方向および水平面内を移動して、正確に充填パターンと仕上げ処理を繰り返します。 完全に自動化された動作は、高度なデコレーションとパターンを処理できます。 冷たいアイスクリームを充填できるのもロボットならではです。氷の結晶を最小限に抑えて必要な硬化時間を短縮し、最も良い状態の製品品質を維持できます。
デュアル充填ステーション
連続生産が可能
調整可能な製品ホルダーが装備された2 つの充填ステーションにより、連続生産が実現します。 カップ、タブ、コーンは 4 面から誘導されて固定され、正しい充填位置を確保します。 調整可能なホルダーにより、製品の種類とサイズをすばやく切り替えることができ、タブの生産量は 1 分あたり最大 12 ユニットです。 一杯になった各コンテナは代替コンテナの充填中にオペレーターが交換し、安定した生産が実現します。
交換および調整可能な製品ホルダー
幅広い製品サイズに対応
製品ホルダーは、製品サイズに応じて簡単に取り外しや調整ができます。 標準のホルダーには、カップまたはタブの異なる寸法に対応したさまざまな固定サイズがあります。 調節可能なホルダーには、適切なカップまたはタブのサイズに合わせて広げたり狭めたりできる柔軟なガイドレールが付いています。 2 つのホルダーは、異なるカップ、タブ、大型の容器サイズに応じて簡単に切り替えることができます。
ロボット制御システム
無限の可動範囲とタイミング
すべてのロボットの動きとタイミングは、統合された制御システムに保存され制御されます。 多くの充填動作プロファイルとタイミングが事前にロードされ、お客様はプロファイルを調整して、当該製品を充填しデコレーションを施すことができます。 お客様は、使いやすいインターフェイスを使用して、正しいプロファイルを選択し、動作プロファイルとタイミングを調整することもできます。 すべてのプロファイルとバリエーションは、USB ドライブにダウンロードできます。
オプション
複数の充填ノズル
リップルありとなしの異なる仕上げとデコレーション
異なる仕上げとデコレーションのために複数のノズルがあります。 最大 10 mm または 16 mm の固形添加物が処理できます。 また、大きなタブやデコレーションなしのケーキには、平底ノズルが使用できます。 底が鋸歯状のノズルにより、リップル処理を含むデコレーションの充填が可能です。 カスタマイズされたオプションもあります。
テトラパック® 連続フリーザー A2 シリーズ
自動冷凍による最大のコストダウン
自動フリーザーは、ロボットによる充填の利点を最大限に引き出します。 手動冷凍と比較して、自動フリーザーは製品の標準偏差を約 4% ～ 1.5% 以下に減らし、製品の無駄を低減します。 連続フリーザーの迅速な起動と製品の切り替えにより、廃棄物がさらに削減されます。 テトラパックには、次の 2 つのオプションがあります。
- 300 ～ 1,500 リットル/時のアイスクリームを処理する、Tetra Pak® 連続フリーザー 1500 A2
- 150 ～ 700 リットル/時のアイスクリームを処理する、Tetra Pak® 連続フリーザー 700 A2
コボットのサポート
オランダのプレミアムアイスクリームとパティスリーのサプライヤーである Otelli は、スタッフがより付加価値の高い作業に携われるように、アイスクリーム容器の充填に協働ロボット（コボット）を使用しています。
オートメーションは、ロボットアプリケーションを活用して食品業界を変革しています。 協働ロボット（すなわちコボット）は、人間に代わって肉体的に厳しい作業、反復作業、または消耗の激しい動きを伴う作業に従事することで、製造現場の負担を軽減します。 ロボットの補助的な活用は、スタッフの健康を守るだけでなく、ロボットに仕事を奪われることなく、スタッフがより付加価値の高い作業に時間を費やすことができるようにします。
アイスクリームのプロダクトディベロップメントセンター
テトラパックのアイスクリーム PDC では、製造規模に近い完全な環境で、最新のアイスクリーム加工処理ソリューションを実験できます。
