アルミニウム

アルミニウムの責任ある調達

アルミニウムに関する責任ある調達の厳格な要件は、この不安要素を持つアルミニウム資源の保護や紙容器への使用制限に役立ち、環境や社会に及ぼす影響を最小限にするうえで貢献します。

責任を持って調達されたアルミニウムが重要な理由

世界中でアルミニウムの需要が増加するなか、安定供給の維持が重要になりますが、需要増加に伴う環境や社会への影響を軽減することも考えなければなりません。

 

これを達成するために、テトラパックは、世界的な非営利の基準設定と認証機関であるアルミニウムスチュワードシップイニシアチブ(ASI)を共同で設立し、温室効果ガス排出量、水利用、生物多様性、人権と労働者の権利、OHS に取り組む世界基準を確立しました。 テトラパックのアルミ箔のサプライヤーは、会員になることが求められ、製造およびサプライチェーンの基準認証を受ける必要があります。

基材に関する戦略的な大きな目標と 2030 年の目標

テトラパックのすべての購買分野に適用される責任ある調達の要件に加え、テトラパックは、毎年紙容器用に購入する 310 万トンの基材のサプライヤーに対して、アルミニウムを含め、さらに厳しい次のような規則を設けています。 すなわち、


• テトラパックの原材料の完全なトレーサビリティー1
• 土地利用の直接的または間接的な不の変化がないこと


• 認証および第三者機関の検証
• 生物多様性、森林再生、再生の促進

責任を持って調達された原材料

The view of a forest

ポリマー

テトラパックの紙素材から作った紙容器には、植物由来のポリマー層、キャップ、開け口、ストローが使用されています。 責任を持って調達された植物由来のポリマーは、再生可能な原材料です。

A tree seen from frog perspective

板紙

テトラパックの飲料用の紙容器は、平均 70% 以上が紙でできています。 責任を持って調達された場合、板紙は再生可能な資源で、ガラス、プラスチック、または缶と比較してカーボンフットプリントを低く抑えることができます。

1完全なトレーサビリティーとは、製造のための原材料の調達から最終の消費者に至るまで、製造、加工、流通の各段階を通して製品を追跡することを指します。