2016-09-12
中国

中国最大の乳業会社がサステナビリティの水準を引き上げる

中国最大の乳業会社では、革新的なベストプラクティスを採用してエネルギーと水の消費量を削減し、新しい厳格な環境法も順守することに成功しました。

常に時代を先取りすることを重視している蒙牛乳業では、環境フットプリントを軽減するため、テトラパックの食品加工処理技術を採用することにしました。

この連携により、蒙牛乳業では 5 年間でエネルギー消費量を 30 ~ 40%、予想される概算の水使用量を最大 50% 削減できる見込みで、同時に新型のエコ家具の開発も行う予定です。

蒙牛乳業は中国国内に 50 か所以上の工場を所有しており、それらの工場が政府の新しいエコ法案に完全に準拠していることを確認したいと望んでいました。

ブランドの評判の向上

「蒙牛乳業は中国最大の乳業会社であり、当社は環境への責任を公平に分担する必要があります」と、蒙牛乳業のウェン・ヨンピン氏

(社長補佐) は話しています。 「環境問題についての意識の高さは、当社のブランドの評判と、当社が大企業としてどの程度責任感を持っているかの尺度にもなります。」

この企業は、環境ベスト プラクティスを採用したより持続可能な製造モデルに移行するため、加工ラインにアップグレードに対するサポートを求めていました。

広範囲に及ぶオーバーホール

このオーバーホールは広範囲に及び、製造組織やプロセス設計から、エネルギー回収とリサイクリング・システムまで多岐に渡りました。

「当社では従来、チルド製品、アイスクリーム、常温製品のプロセス設計をそれぞれ別個に行っていました。 今後はこれらを統合し、単一の前処理プロセスを使用したいと考えています」とウェン氏は言います。

牛乳を飲む女性

彼はテトラパックのワンステップ技術 (生乳加工を合理化する) により、3 ~ 5 年間で水の使用量を 30 ~ 50% 削減し、さらに蒙牛乳業のエネルギー消費量を 30 ~ 40% 削減したいと考えています。 これは部分的には、蒙牛乳業の乳牛から得られる牛糞のために導入された有機発酵プロセスによって可能になります。

牛糞によるバイオガス

現在、得られた牛糞はすべて有機発酵のプロセスを通してバイオガスを発生させ、そのバイオガスを使用して蒙牛乳業の農場で利用する電力が生成されるようになりました。

この企業のパッケージの多くはテトラパックによる FSC 認定の紙パックで作られており、テトラパックと同社は密接に協力しながら、使用済みの牛乳パックを消費者から回収しリサイクルする空き容器回収機を設置しています。

Wen Yongping 氏によれば、蒙牛乳業ではリサイクルした紙パックを加工して、同社の工場で利用するテーブルや椅子の素材にする計画だといいます。

彼はこの提携関係が両社にとって有益だと言います。 「テトラパックはグローバルな技術に加え、リソースを全世界的に統合する能力を持っています。 今後もぜひ蒙牛乳業を支援して、エネルギー管理のベストプラクティスと最先端のテクノロジーを利用させてほしいと思っています。」