テトラパック® 紙容器の構造

テトラパックは、70 年以上前の創業以来、紙容器を開発し続けています。 現在も、テトラパックの紙容器の主要な材料は板紙です。 テトラパックでは、板紙を不要に厚くしたりせず、紙容器が安定する最低限の量を使用しています。 板紙は、責任を持って管理すれば再生可能な資源である木質繊維から作られています。

テトラパック® 紙容器の構造

テトラパックは、70 年以上前の創業以来、紙容器を開発し続けています。 現在も、テトラパックの紙容器の主要な材料は板紙です。 テトラパックでは、板紙を不要に厚くしたりせず、紙容器が安定する最低限の量を使用しています。 板紙は、責任を持って管理すれば再生可能な資源である木質繊維から作られています。

紙容器を構成する要素

Paperboard role, packaging material

板紙

テトラパックの紙容器は、重量換算で平均 70% 以上が紙でできています。 テトラパックは森林を所有または管理していませんが、購買力を駆使して、持続可能な森林管理を推進しています。

Polymer granules

ポリマー

ポリマーは外部の湿気から保護し、板紙をアルミ箔に固着させます。 プラスチックはキャップ、開け口、そしてストローにも使用されています。 テトラパックは、2011 年に植物由来のポリマーで作られた業界初のキャップを発売し、2020 年には認定済みリサイクルポリマーを紙容器に導入してテトラパックの紙容器の循環性を促進しました。

Aluminium⁠ foil

アルミニウム

テトラパックのアセプティック紙容器の内側には、人の髪の毛の 8 分の 1 の薄さのアルミニウム層があります。これが酸素や光を遮り、傷みやすい食品を常温でも数か月安全に保ちます。 テトラパックは、この層を可能な限り薄くする取り組みを続け、バリア層に代替材料を使用するアセプティック容器の開発にも取り組んでいます。

世界で最も持続可能な食品用紙容器に向けて 1

2018年、テトラパックは、責任を持って調達された完全に再生可能でリサイクル可能な材料で作られ、完全にリサイクル可能でカーボンニュートラルな容器という、理想的な飲料用紙容器のテトラパックのビジョンを中心にして、紙容器ポートフォリオのイノベーション戦略の再構築に着手しました。 2019年、テトラパックはこのビジョンを達成するため、開発努力を大幅に加速し、投資を拡大しました。再生可能素材の割合を増やしたり、紙容器充填に認定リサイクルポリマーや再生紙を使用したりするなど、さまざまなワークストリームに焦点を当てています。

1 これは、責任を持って調達された再生可能な材料やリサイクル材のみで作られた紙容器を作成することを意味します。したがって、地球の気候、資源、生物多様性の保護と修復に役立ち、カーボンニュートラルな製造と流通に貢献します。また、紙容器は便利で安全であるため、弾力性のある食品システムを実現するうえで役立ちます。そして完全にリサイクル可能です。