持続可能なポリマーを使用したイノベーションの実績

テトラパックの目標は、世界で最も持続可能な食品向け容器を提供することです。そのための1つの方法は、植物由来のポリマーの使用を増やすことです。現在、世界中に出荷されるテトラパックの紙容器の一部には、すでにサトウキビ由来のプラスチック層とキャップが使用されています。しかし、これで終わりではありません。テトラパックは同じレベルの品質と安全性を維持しながら、使用するポリマーをすべて植物由来またはリサイクル材に切り替えるために取り組んでいます。

植物由来のポリマーの調達は、次の主要な4つの持続可能性の原則に従っています。

  •         テトラパックの原材料の完全なトレーサビリティー
  •      再生可能なポリマーとそれらの原料の信頼できるサステナビリティ認証と第三者検証
  •         森林破壊を誘発しない原材料の生産
  •      生物多様性と資源の強化

テトラパックがこれまでの10年間実行してきた適切なソリューションの開発と最適化の取り組みをご覧になると、持続可能な包装にとって植物由来のポリマーやリサイクルポリマーがいかに重要か理解できると思います。

2011年:業界初の植物由来のキャップ
テトラパックは2011年、業界初の植物由来のポリマーを使ったキャップを発売しました。キャップは、ブラジル産サトウキビから抽出したエタノールから作られ、外観は従来のキャップと変わりませんが、カーボンフットプリントが大幅に低減しています。植物由来のキャップが販売されている地域では、お客様は追加投資をしたり充填機を取り替えたりすることなく、簡単に植物由来のキャップに切り替えることができます。新しい素材は特別な加工条件なしで従来のポリマーと一緒に処理されるため、リサイクル性に影響はありません。現在では、あらゆる新型容器に対応した植物由来のキャップを提供できます。

2014年:世界初の完全に再生可能な資源を使用した紙容器
テトラパックは2014年に、植物由来のキャップ、ネック、フィルムで作られた、世界初の完全に再生可能な液体食品用紙容器、植物由来のテトラ・レックス®を発売しました。完全に再生可能な資源を使用した容器は 2018年初頭までに5億個以上が出荷されています。

2016年:再生可能資源の使用が認証された最初のアセプティック紙容器
次に、テトラパックは植物由来のライトキャップ™30付きテトラ・ブリック® アセプティック1000エッジ容器を発売しました。これはフィルムとキャップにサトウキビ由来のプラスチックを使用した、初めてのアセプティック紙容器です。これを紙の部分と合わせると、この容器の再生可能な資源から作られた原材料の割合は80%以上になります。

2018年:EUのプラスチック廃棄物削減戦略の採用
テトラパックは2018年に、EUのプラスチック廃棄物削減戦略の支援を公約しました。この戦略は、循環型経済を推進するEUのアクションプランの重要な部分です。これに基づいて、テトラパックは、再生可能な原材料由来のプラスチックの使用量を大幅に増やし、食品接触包材として安全かつ法的に受容可能と認められたリサイクル済みプラスチックを使用することを約束します。

2019年:New Plastics Economy(新プラスチック経済)とBonsucro認証
2019年3月には、エレン・マッカーサー財団の New Plastics Economy Global 新プラスチック経済グローバル)イニシアチブに参加しました。そのイニシアチブの一環として、テトラパックは、2019年7月、紙容器の企業として初めてヨーロッパで紙ストローを発売しました。2025年までに世界全体の需要に対応できるように生産を拡大する予定です。

Bonsucro認証メンバー:https://www.bonsucro.com/

2019 年10 月、テトラパックは業界で初めてBonsucro Chain of Custody(CoC/生産・加工・流通過程のトレーサビリティ)認証を取得しています。植物由来のポリマーから製造されたすべての製品が2020年3月からBonsucro 認証されたものとしてお客様に提供されます。

テトラパックの認証コードは BONS-C-0119です。証明書の写しはこちらからダウンロードできます

テトラパックの『再生可能なポリマーの責任ある調達のための手続き』では、植物由来のポリマーの調達要件について概説しています。

2020年:リサイクルポリマーの使用
2020年8月、テトラパックは、食品・飲料用紙容器の企業で初めて Roundtable on Sustainable Biomaterials(RSB)Advanced Products 認証を獲得しました。これは、テトラパックの完全に持続可能な紙容器を目指す旅におけるもう1つの試金石となっています。つまり、再生ポリマーの調達と使用が、信頼できる認証機関により認知され認証されたのです。

RSB認証

紙容器のキャップ、トップ、コーティングに使用される再生ポリマーは、RSB Chain of Custody(CoC/生産・加工・流通過程のトレーサビリティ)の特性分類法(RSB Advanced Products カテゴリーIII、再生原料 - 100%特性)に基づき製造されています。つまり、再生されたプラスチックと再生されていないプラスチックの混合であっても、対応する再生された材料の量がテトラパックのサプライチェーン全体で追跡されます。これらの追跡は、RSB Advanced Products認証の一部を構成するRSB CoC手順に従って、第三者機関が実行する監査で検証されます。

テトラパックのRSB認証コードは SCS/RSB-C-0039です。証明書の写しはこちらからダウンロードできます。

詳細は https://rsb.org/ をご覧ください。

リサイクルポリマーに帰結

世界で最も持続可能な食品パッケージを作るテトラパックの旅は、紙容器にリサイクルポリマーを使用するようになったことで、さらに一歩前進しました。リサイクルされた材料を使用することは、限りある資源を守り、最終的に埋め立て地や環境に捨てられるゴミが減少することです。そして、リサイクルが循環型経済の柱になります。

テトラパックのイノベーションについて詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

リサイクルポリマーに帰結

世界で最も持続可能な食品パッケージを作るテトラパックの旅は、紙容器にリサイクルポリマーを使用するようになったことで、さらに一歩前進しました。リサイクルされた材料を使用することは、限りある資源を守り、最終的に埋め立て地や環境に捨てられるゴミが減少することです。そして、リサイクルが循環型経済の柱になります。

テトラパックのイノベーションについて詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

旅は続く

植物由来のポリマーが主流になるには長い時間が必要です。テトラパックは、植物由来への移行が進むにつれ、そうした材料の生産に関わる社会的費用に配慮し、現地での食料の入手可能性や労働条件に影響が出ないようにしています。

こうした大きな進歩はあるものの、植物由来の再生ポリマーは、プラスチック業界では依然としてニッチな製品で、テトラパックの紙容器のごく一部をなしているにすぎません。テトラパックでは引き続き植物由来のポリマーの利用範囲を広げ、あらゆるサイズの紙容器にこの素材をより多く使用していくことを約束します。

テトラパックは、持続可能なポリマーの検討をパートナーと協力して進めていますが、同時に、他の植物由来材料、有機廃棄物、藻類や 再生繊維ベースの素材の使用の評価も継続しています。テトラパックの長期的な目標は明白です。それは、すべてのチルドおよび常温保存用の紙容器に再生可能なポリマーまたは再生ポリマーを使用して、これ以上、化石材料を使用しないことです。